エックスサーバーでワードプレスを使った際にハマった問題を紹介
本記事ではエックスサーバーでWordPress(ワードプレス)を設置している際に、今まで起こった問題などをご紹介します。
この記事を読むことによって、エックスサーバーで問題が起こった時に解決の糸口になるかもしれません。
エックスサーバーでワードプレスを使った際にハマった問題を紹介
エックスサーバーでワードプレスを使う際に起こった問題点をご紹介します。どちらかというとワードプレス側の問題やサーバーのPHP設定による場合のほうが多い気がします。
IP制限されている
ユーザーによって、ページが表示されない場合があります。これは多くの場合は、海外からアクセスしていて、エックスサーバーが海外のIPアドレスを弾いているケースが多いと思います。海外からのIPを弾くのが初期設定になっている理由は、WordPressはハッカーに狙われやすいためで、そういったアクセスは海外からのアクセスがほとんどだからです。
たまに、なぜか格安スマホなども制限されてしまうことがあります。原因の詳細がわかりませんが、以前僕も実際に格安SIMを使っているスマホからアクセスをした際に、なぜかエックスサーバーで表示がされませんでした。この時は「国外IPアクセス制限設定」をOFFにすることによってアクセス可能となりました。
国外IPアクセス制限設定を変更する方法
・エックスサーバーの管理画面にアクセスします。
・「WordPress」項目の「WordPressセキュリティ設定」を選択し、次の画面でドメインを選択します。
・「国外IPアクセス制限設定」をクリックし、各種設定を「OFFにする」にするとアクセス制限がなくなります。
※注意点として、海外のハッカーなどのアクセスを遮断できなくなるので、セキュリティ対応した上で設定した方がよいと思います。(SiteGuard WP Pluginプラグインを入れるなど)
WordPressのログイン画面がIP制限でロックされる
エックスサーバーだと何度もログインのID/PWを間違えると24時間そのIPがロックされて、24時間はWordPressの管理画面にログインできなくなります。
誤って何度もログイン画面へのログインを失敗してロックされてしまった場合は、エックスサーバーの管理画面から一時的にロックをしない設定にすれば操作できるようになります。
ログイン試行回数制限設定
・エックスサーバーの管理画面にアクセスします。
・「WordPress」項目の「WordPressセキュリティ設定」を選択し、次の画面でドメインを選択します。
・「ログイン試行回数制限設定」をクリックし、現在の設定をOFFにします。
これでログイン画面のIP制限が解除されます。
これについても不正アクセスをブロックできなくなるため、セキュリティ対応した上で設定した方がよいと思います(SiteGuard WP Pluginプラグインを入れるなど)。またこの設定はもとに戻してONにしておくことをおすすめします。
サイズが大きいファイルを取り扱えない
「All-in-one WP Migration」などでバックアップデータをアップロードした時に「サイトの最大アップロードサイズを超過しています:50MB」などのエラー表示が出る場合があります。
この時は、50MBを超えるファイルがデフォルトの制限になっているので、それを超える時はphp.ini設定を変更する必要があります。
アップロードファイルの最大サイズを変更する方法
・エックスサーバーの管理画面にアクセスします。
・「php.ini設定」をクリックし、次の画面でドメインを選択します。
・「post_max_size」「upload_max_filesize」を変更したいファイルサイズに変更します。
これでアップロードファイルの最大サイズが変更されます。
メールが受信できない
メールが受信できないなどの問題が発生した場合は、メールボックスがいっぱいになっている可能性があります。
エックスサーバーでは、メールボックスのサイズを増やすことができ、容量は1~5000MBで設定可能です。
メールボックスの最大サイズを変更する方法
・エックスサーバーの管理画面にアクセスします。
・「メールアカウント設定」をクリックし、ドメインを選択します。
・「メールアカウント一覧」のタブにて、変更したいメールアドレスの「変更」ボタンをクリックします。
・「容量」の部分を変更したい容量に変更して、「確認画面へ進む」→「変更する」をクリックで設定変更できます。
もし5GB(5000MB)マックスの設定になっていて、メールが最大まで溜まっている場合、メーラーにて「サーバにメールを残す」設定になっていると思うので、POPで受信して受信したら削除する設定に変えてもらい、サーバのメールボックスの中身を減らす必要があります。
まとめ
エックスサーバーでよくある問題を解説しました。
どちらかというとクライアントワークをしている時に発生する問題が多いと思います。
ご参考になれば幸いです。
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