Written by TSUYOSHI

未経験でWeb制作会社に入ってコーディングを仕事にするための方法

PROGRAMMING WORK

未経験からWeb制作会社に入りたい人「未経験だけどコーディングができるようになったから、Web制作会社に入りたいけど、どうすればいいのかな… どんな会社を探せばいいのかな」

こういった疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 未経験でWeb制作会社に入ってコーディングを仕事にするための方法
  • 入社してしばらく働いてみないと、どんな会社かはわからない
  • 自分が信じて、自分で決めた道を選ぶのが正解だと思う
  • Web制作会社の制作実績はチェックすべき
  • 中小のWeb制作会社が最初はおすすめ
  • 働いている時のこのままでよいかのチェックリスト

この記事を書いている僕は、エンジニア歴が約4年で、WordPressのテーマ作成については、新規作成とメンテナンスを含めると100サイト以上は対応した経験があります。

HTML・CSSがわからない状態からスクールに半年通って37歳で未経験からコーダーとしてWeb制作会社に就職できた経験をシェアできればと思います。

この記事を読むことによって、Web制作会社への入社に必要なことが分かるようになります。

未経験でWeb制作会社に入ってコーディングを仕事にするための方法

未経験からWeb制作の会社に入るなら応募しまくるしかない

未経験からでもWeb制作会社に入社することは可能です。ただし数をこなすことが必要になってくるはずです。

10社とかで受かる場合もありますが、とりあえず30社ほど面談を受けてみるのがよいかと。応募数ではなく、面談までたどり着いた数なので応募数はもっと遥かに多くなります。
僕の場合はコーダーになりたかったですが、デザイナー・ディレクター応募も含めて、15〜20社くらい面談した記憶があります。

なぜ数をこなすかというと、タイミングが重要になってくるから。
欠員が出ていたり、規模を拡大していて人手が欲しい場合に、タイミングよく応募ができれば採用される可能性があるためです。

ポートフォリオは必須!何ができるかをしっかりアピールする

未経験のコーダーを雇う場合に、企業としてはある程度、即戦力になるかを必ず見ます。

Web制作会社の場合、あまり育てている余裕がない会社がほとんどのため、小さい仕事でもすぐに任せて仕事ができる人材を求めています。

その際に判断するのがポートフォリオです。
どれくらいのものが作れるのかを見るために重要になってきます。どれくらいのことができるのかわからないと、採用することはできません。Web制作会社の立場になって考えれば当然ですよね。

ポートフォリオは意図を持って作り込みしましょう。
デザインが最低限、きれいなことももちろん、よく使う構成などを取り入れて、きちんとコーディングができることをアピールすることが必要です。面談で説明する機会があれば、どういったところに力を入れているのか等をきちんと説明します。

例えば、FlexBoxを使っているとか、モーダルウィンドウを表示するのにJavaScriptを使っているとかです。

面談者も忙しいので全て見れているわけではないので、きちいんと説明することは大切です。

面談の数をこなすことにより見えてくるものがある!常にブラッシュアップを!

面談をできるようになると、不採用でも何がダメだったのかわかるようになると思います。

ポートフォリオが微妙なら、指摘を受けた点やダメだと思うところをすぐに直してブラッシュアップしていきます。

また面談時に知らないことを質問されると思うので、メモするなりして面談後にすぐに調べるようにします。そして次の面談以降で聞かれた時にすぐに答えられるようにしたり、逆に自分がそれを知っているということをさり気なく会話の中でアピールするなども有効だと思います。

企業が求めていることをできるというのをアピールできるようになれるかが重要だと思います。

入社してしばらく働いてみないと、どんな会社かはわからない


「入社しても変な企業だったらどうしよう…」と不安になる人もいると思います。

実際にブラック労働な感じのWeb制作会社は多いと思います。ただ最初からよい企業に未経験で入社することは難しいと思っておく方がよいかもしれません。

最初は給料をもらいながら学べるくらいの気持ちで、必死に仕事に取り組むのも有りではないでしょうか。

もちろん、パワハラやセクハラがあるような企業はすぐに辞めるべきですが。。。

結局は働いてみないとどんな企業かはわからない

とは言っても、ある程度よい環境の企業に入社はしたいもの。

ただ転職会議などの口コミサイトで調べてみても、ある程度はわかるかもしれませんが結局のところ分からないです。

僕が完全にブラックだなと思った以前働いていたWeb制作会社も、口コミサイトの評判を見るとよくないことが書かれていたけど、それを見ただけでは就職を辞めようということにはならないと思う程度のことしか書かれていませんでした。

逆に僕がフリーランスのエンジニアとして、常駐させてもらった企業で、とても環境がよかった会社を口コミサイトで調べてみたことがあるのですが、結構悪いことが書かれていました。実際によくないところもあったのかもしれませんが、きちんとした会社だったので、一部の社員が辞めた腹いせに書いたのではないかと思うような内容でした。

このように口コミサイトは、話半分くらいで見るしかないので、結局のところ、やはり働いてみないとわからない。

友人の紹介で入社するのも考えもの

よく紹介で会社に入るとよいといいます。これは僕も事実だと思います。

ただし、これも一長一短。知り合いの話ですが、入社後に入社前の約束と待遇が違ったり不満点があったけど、紹介してもらった手前辞めにくかったということで、その人は超優秀なのに、無駄に3年間もその企業で働いていたということもあります。

自分が信じて、自分で決めた道を選ぶのが正解だと思う


就職をする上で、他人から情報収集をしたりすることは重要です。

ただし最終的には自分で判断し選ぶべきです。

自分で選んだ道であれば、それが例えよくないことが起こったとしても経験として積み上がるので、次に失敗しないための糧(かて)となります。

ちなみに、何となくこの企業は就職するのやめようかなと面談で思った時はそれは正しいかもしれません。企業への入社は本当に運のようなところもあるため、勘も大事で、人間の第6感(潜在意識)は意外と正しいことも多いと個人的には思っています。

Web制作会社の制作実績はチェックすべき


入社を検討しているWeb制作会社の過去の制作実績をチェックして、自分が作りたいと思うようなサイトを作っているかどうかはよくチェックした方がいいと思います。

競合企業が自社サイトを見ていることもあるので、すべての実績は載せないことが多いですが、大手企業との取引など実績となるサイト制作実績はホームページに載っていることが多いです。

逆にホームページに制作実績が載っていないことがあれば、その会社は制作をせずにマーケティングなどしかやっていない可能性もあるので、よくチェックした方がよいでしょう。普通はウェブサイトからの集客にも力を入れているはずです。

制作実績で自分が作りたいと思うようなサイトを作っている会社であれば、特に気合をいれて応募するのもよいと思います。

中小のWeb制作会社が最初はおすすめ

大きいWeb制作会社はデメリットもある

大きい会社だと保守の案件が意外と多かったりするケースもあります。

大きいWeb制作会社は、単価が高い大きめの案件を取ることが多いためです。開発に携われても、大きい案件は複数人で対応することが通常なので部分的にしか携われない可能性もあります。

ただメリットもあり、待遇がよかったり、しっかりしたコーダーが先輩にいたりするので、きちんとした正しい技術ややり方を学べることが多いと思います。

中小のWeb制作会社ならひとりでやれることが多くて成長が早くなる

初心者の頃はとにかく数多く作ることが大事で、さらにひとりで一通り全てを担当することも大事です。

中小のWeb制作会社ならば、受注する案件も単価が100万円以下のサイトが多く、最初は複数人でかもしれませんが、基本ひとりでコーディングなどを一通り対応することが可能だと思います。

初心者が入社するなら、ディレクターがいて、さらにデザインとコーディングの担当が分かれている企業が理想的です。
こういった企業に入れればコーディングのみに集中でき、スキルが上がるからです。

コーディング能力を高めたいなどの目的があるなら、コーディングをしたいということを面談時にきちんと伝えるべきです。
都内などであれば、Web制作会社はいくらでもあるので、面談の数をこなして自分の希望通りの企業に入るようにしましょう。

働いている時のこのままでよいかのチェックリスト


中小のWeb制作会社で働くと激務である可能性は高くなります。

単価が高くない案件を少人数で回すことが多くなるため、常にサイト制作に追われているような状態になることが多いと思います。

成長できるし、やりがいはあると思うのですがプライベートを大事にしたい人などは病んでしまうことがあるかもしれません。

そういった時に以下のようなことをチェックしつつ、日々の業務に意味があるかを考えてみるのもよいかもしれません。

  • やりたい仕事かどうか、もしくはやりたいことを実現するためにやるべきことであるかどうか
  • 自分のスキルは日々向上しているのか。先週の自分より、先月の自分より成長できているか。

辛い場合は経験を少しでも積めているなら、さらに転職を検討してもよいと思います。

まとめ

未経験でWeb制作会社に入ってコーディングを仕事にするための方法をご紹介しました。

仕事を探す際は以下のことに気をつけるようにしましょう。

  • 未経験からWeb制作の会社に入るなら応募しまくるしかない
  • ポートフォリオは必須で、何ができるかをしっかりアピールする
  • 面談の数をこなすことにより見えてくるものがあるので常にブラッシュアップする

ご参考になれば幸いです。

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