Written by TSUYOSHI

【悲報】未経験のエンジニアは転職エージェントに相手にされない話

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本記事では、未経験のエンジニアが転職エージェントを使って転職をしようとしても失敗する可能性が高いということを理由を含めて書いています。

この記事を書いている僕は、フリーランスのフロントエンドのプログラマーとして、これまで3年以上のWeb制作経験があり、HTMLやCSSのマークアップからJavaScriptのフレームワークであるVue,React,Nuxtなどフロントエンドの開発を得意としています。

本記事の内容

  • 未経験のエンジニアは転職エージェントに相手にされない悲しい現実
  • 未経験のエンジニアが転職を成功させるには自分で求人に応募するのが成功率も高い

転職の経験がある方だと、「転職エージェントを使うと良い企業を紹介してもらえて年収も高くなる」と思っている方は多いですよね。僕も経験があるのでわかります。でも未経験からエンジニア転職をしようとしている人はちょっと考え方を改めた方が良いかもしれません…

この記事を読むことによって、未経験からエンジニア転職したい場合は転職エージェントではなく、他の方法がよいということがわかるようになります。

未経験のエンジニアは転職エージェントに相手にされない悲しい現実


未経験者の場合、転職エージェントを使ってエンジニア転職をするのは、かなり現実的には厳しいという認識を持っておいた方がよいと思います。未経験だと実際にカウンセリング自体を断られたということもよくある話です。

僕は、未経験者がエンジニアになろうとして、転職エージェントを使う事自体が間違いだと思っています。

転職エージェントの仕組みを知ると、なぜ未経験のエンジニアが転職エージェントを使って就職できないかがわかるようになります。

転職エージェントを使うと企業側は転職した人の年収の30%くらいを払うことになる

転職エージェントはどこで利益を出しているかというと、転職が決まった際に、一般的には転職する人の年収の30%前後を成果報酬として企業から払ってもらう仕組みをとっています。

具体的な例としては、年収300万円の人を採用した場合であれば、企業側は90万円を転職エージェントに払うことになります。

もし紹介した人が1ヶ月以内に辞めた場合は紹介料は返金されることが多いですが、未経験からWeb制作の現場に入ると、合わない人は結構つらいので、頑張って継続したけど2〜3ヶ月で辞めるという人も少なくありません。未経験からエンジニア転職すると、最初は使えない人だと思われることも多く、周りの雰囲気からも居づらくなることは間違い有りません。

大金を払ってまで、未経験のエンジニアをリスクを払って入社させるということは、Web制作会社の場合はほぼありません。企業側が転職エージェントを使って人材募集をするのは、即戦力となる経験者が欲しいときです。

広告代理店などを相手にしている大手のWeb制作会社などだと、ある程度のコストをかけて人材の獲得をするケースもあるかもしれませんが、そういう時は基本的には若い人が優遇されます。プログラミングスクールや職業訓練学校に通って、就職する人は20代後半以降の人が多いと思うので、多くの場合は転職エージェントを使っての転職は仕組み的に厳しいかと。

また転職エージェントを使っても、いい会社に入れるとは限りません。
転職エージェントはいい条件(高い給料)で就職できるところを斡旋することを優先し、仕事内容についてまでそこまで考慮しないため(よほど優秀な場合を除き、入社できそうなレベルのところを優先的に紹介します)、とにかく年収が高く就職が決まりやすいところを勧めてきます。もちろん表面上は体の良いことを言ってくるのですが…

未経験のエンジニアが転職を成功させるには自分で求人に応募するのが成功率も高い


では、未経験からエンジニア転職するにはどうすればよいかというと、転職エージェントは使わず、自分で求人サイトなどで探して、応募するべきです。

自分で探す場合もどこの企業がいいのかは外からは、ほぼ分からないと思います。そのため、面接を色々受けて自分で探すしかありません。

つまり数をこなして、入れる企業を探すということです。

未経験で入社できるWeb制作会社などは、タイミングよく辞める人がいて入れるか、もともと退職者が多いような環境の会社であることも多いですが、入社して経験を積むことができればスタートラインには立てます。

まずは入社できるところを探して入り、違うと思ったら実績を積んでから辞めて再就職する、というくらいの気持ちの方がよいと思います。

自分で企業を探すのも大いに有効

「地域名 + Web制作会社」などのキーワードで検索して、制作会社のホームページで採用募集をしていれば、お問い合わせフォームから応募するというのも非常に有効です。

求人サイトはライバルも多いですが、企業ホームページのお問い合わせフォームからはライバルはほぼいなく、その人自身を見て、採用されるかどうかの判断がされます。

自分が良さそうと思った企業のホームページから応募するのは有効です。

この時に注意点としては、返信自体がこない場合も多いということです。そのため落ち込まずに、数を打つことも重要だと思います。

未経験から採用してくれる企業は少ないので、タイミングが合うかどうかが鍵になり、やはり数をこなすしか方法はないと思います。

このあたりは別の記事でも詳細を書いているのでよかったら参考にしてみてください。
» 未経験でWeb制作会社に入ってコーディングを仕事にするための方法

派遣会社で最初は経験を積むというのもあり

まずは派遣から始めるのもよいと思います。僕の友人で未経験からエンジニアになる際に、最初は派遣で始めて経験値が溜まったら、正社員は目指さずいきなり常駐型のフリーランスのエンジニアになった友人がいました。

未経験から勉強 → 派遣会社に登録して現場で経験を積む → 案件紹介のエージェントを使って、フリーランスエンジニアへ転向

フリーランスになってからはさすがに、スキルと単価がなかなか合わず苦戦していたようでしたが、それでも何とかフリーランスエンジニアを続けていました。

これを見ると、派遣→正社員であればかなり現実的に可能ではないかと思いました。僕のこの友人のように、派遣→フリーランスエンジニアというのも人によってはありだと思います。

まとめ:未経験からは転職エージェントは使わずに、求人サイトや自分で問い合わせして企業を探すのが理想

未経験から転職エージェントを使うのは厳しいので、未経験からなら自分で応募して転職を目指すのがよいと言うことについて、解説しました。

転職は企業側のタイミングによるので、数を打つしか無いです。面談できたらその時にダメだったことを改善し、次に活かすということを繰り返せばどこかのタイミングで転職は成功すると思います。

ご参考になれば幸いです。

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