Written by TSUYOSHI

【失敗回避】エンジニアがリモートワークで収入を下げずに働く方法

WORK

リモートワークしたいプログラマー「リモートワークをしたいけど、収入・年収は下がらないのか心配だな。」

こういった疑問にお答えします。

本記事では、リモートワークの仕事をすると収入が下がってしまうのかについて解説します。結論としてはやり方次第で下がりもするし、会社へ出勤して働く時と同じ収入をキープできることもあります。

本記事の内容

  • エンジニアがリモートワークで収入を下げずに働く方法
  • 通勤時間が消える!リモートワークの大きなメリット

この記事を書いている僕は、エンジニア歴4年でフリーランスとして様々な企業に常駐して仕事をしており、最近ではWeb系の企業でフリーランスとしてリモートワークでプロジェクトに参加して開発をしています。

この記事を読むことによって、リモートワークで収入が下がってしまうのかどうかや、リモートワークの隠れたメリットなどが分かるようになります。

エンジニアがリモートワークで収入を下げずに働く方法

リモートワークをすると収入・年収は下がってしまうのか?

結論から言うと、時給単価の高いリモートワークの仕事を探す努力は必要ですが、状況が変わってきており、探せばリモートの在宅で働けて収入も企業にいる時と同じ待遇の仕事は見つかります。

以前は時給が低い仕事ばかりだった

ITベンチャー企業などは、オンラインツールの活用が進んでいて、slackを使ったコミュニケーション・オンラインでの進捗共有などがもともと浸透しています。そしてエンジニアなどは特に、会社に出社して仕事をしていても、リモートワークをしてもほぼ生産性は変わらない状態でした。

ただITツールを使いこなせないマネージャーなどは、オフラインでのコミュニケーションを好み、会議なども頻繁に行うのを好む方が多いのが現状です。こういったことからか、会社に出勤して常駐し仕事をする場合もリモートワークでもやることが同じなのに、リモートワークになるだけで報酬額が低くなるケースが多いのが現状です。

エンジニアである僕は、パフォーマンスは同じ(むしろリモートの方がパフォーマンスは上がる)なのに、リモートワークの方が報酬額が低くなることについて以前から、効率が悪いし理不尽だなと思っていました。

コロナ禍になり状況が変わり始めた

コロナの時代になってから風向きが明らかに変わりました。

既存の出勤していた会社では、半リモートワーク(午前中はリモート、午後出社でピークタイムの出勤をしないようになったなど)になったり、緊急事態宣言時は完全リモートワークになったりということが多くなりました。

もとは企業に出勤して常駐していたけど、コロナの影響でリモートワークになった場合は、報酬額はもちろん変化しませんでした。このケースはたまたまという感じで、緊急事態宣言が終わったらもとに戻すというケースは多かったですが、考え方が変わりリモート前提で仕事をするIT企業が出てきました。

最近は、会社全体でフルリモートの勤務を前提として働き方を変えてきている企業が増えてきています。こういった企業からであれば、フルリモートの仕事を請けることが可能になってきました。

フルリモート案件は探せば出てきて、単価も悪くない

最近は始めからリモートワーク前提で単価が高いところも少しだけ出てきている

現在も機密情報などの関係からなのか分かりませんが、会社への出社を求める会社がほとんどです。ただ少しずつ、同じような単価でリモートワークというのも出てきているのは、求人などを見ていると分かります。

どちらかというと、リモートワークでのエンジニア職を探すには副業系のサイトで探す方がまだまだ仕事は見つかる状況です。そういった会社はフルリモートで土日勤務可となっており、会社員などが休日である土日に、フルリモートで仕事をすることを前提とした仕事がほとんどです。

逆にいうと、フリーランスエンジニアでとりあえず生活費のために仕事をしたいという人は週2〜3日の時給が高めの仕事をして、それ以外の時間で自分のやりたいことをやるというのもひとつの手と考えられます。

今はリモートワークを探しているエンジニアが少ないためか、良い案件がゴロゴロあるので早く取りに行き、実績を作ることをオススメします。

リモートワーク案件を見つけたい方は以下の記事もどうぞ。
» 【リモートワークの始め方】フリーランスのエンジニアがリモートの案件を獲得する方法

リモートワーク案件を見つけるのに最適なサイトの一例

  • doocy Job
    リモート案件はかなり見つけやすい。サイトの操作方法がわかりにくいのが難。
  • SOKUDAN
    リモート案件が見つけやすく、週2〜3のリモート案件も多い。
  • Workship
    リモート案件を見つけられるが企業側とエンジニア側の双方でお気に入りを押してマッチングする必要があり難易度が高め。
  • シューマツワーカー
    週末に副業前提のリモート案件が多いので単価は低め。

エージェント経由の案件はリモートが難しい案件が多い印象

フリーランスのエンジニアだと、エージェント経由で仕事をもらう人が多いと思います。

そしてエージェント経由で紹介される案件で、「リモート可」となっている案件は以前からありますが、よくよく話を聞くとリモートが難しいケースが多いと思います。この傾向は現在もあまり変わっていなく、応募者を釣るような感じのものが多いので、もしリモートの案件をエージェント経由で探す場合は、しっかりと自分の希望を伝えて探してもらう必要があります。

ただエージェント経由だと、僕の経験からですが、まともなリモート案件はなかなか見つかりづらいとも思っています。

通勤時間が消える!リモートワークの大きなメリット

無駄な通勤時間が消える

・「通勤時間」がなくなる。通勤時間という無駄な時間(2時間 x 20日なら月40時間)がなくなり、その分、他のことに時間が使えるので人生が豊かになります。つまり、リモートワークの人と、そうでない人の間に有効な時間の使い方に差ができ、どんどん開いていくことになります。

もし40時間を有効活用できれば、プログラマーなら新しい言語を1つ覚えることもできますよね。非常に大きい差です。

仮に時給3,000円の副業をこの40時間を使ってやったとすると、3,000円 x 40時間 = 12万円となり、これくらいの副業収入が得られると考えればかなり大きい勝ちがあることがわかると思います。

いきなりは難しくても、リモートワーク案件を意識して探すようにすることをオススメします。行動しなければ何も変わりません。

週3の案件を探せば仕事の幅を大きく広げることもできる

フリーランスだと特にそうなのですが、リモートワークの案件を探すと週5日以外で、週2日・週3日という案件が多く見つかると思います。

つまり、週5で働きたくなくて、生活費が稼げればよく、別のことにも時間を使いたいと考えている人は週3日などで勤務することも可能になります。この働き方は今は珍しいですが、今後は時給単価が高い仕事では増えてくるのではないかと思っています。

週3日の仕事と週2日の仕事をかけ合わてスキルアップ

週3日で働くことができれば、もうひとつ週2日の仕事を掛け持ちすることも可能です。

複数の現場を掛け持ちすることによって、いろいろな技術を学ぶことができるので、いろいろな現場を経験したい人にとってはとてもオススメできます。

現場でスキルアップしつつ、実績が残る仕事もするハイブリッドな仕事術

僕は、現在週3でフルリモートで企業の開発仕事をすることを前提としており、それ以外の時間で個人でWebサイト制作受注をしたり、自分のサイト開発などということをしています。

企業で常駐する仕事はスキルシート的には実績として残りますが、自分のサイトなどに実績としては載せにくかったりします。

フリーランスだと自分の実績を公開することはポートフォリオとしての意味もあるため重要です。

常駐開発などで「実績の公開ができない」 = 「自分の実績として発表できない」ということになるため、長期的に見ると不利です。やり方は色々ありますが、個人でWeb制作の仕事を受注してみるというのはよいと思っています。マーケティングやデザイン、提案力などを磨くことにもつながります。

現場で最新の技術を使ってスキルを上げつつ、実績が残る個人の仕事も同時にやるという仕事はフリーランスとしては理にかなった仕事方法だと思っています。

まとめ

リモートワークだとまだまだ求人も少なく、単価が低いことが多いため一般的にはリモートワークをすると収入は下がる傾向があります。

ただしリモートワーク前提の仕事は急速に増えてきているため、しっかりと探せば時給単価が企業に出勤して常駐する時と変わらないものがあるので、探す努力を怠らなければリモートワークで収入が下がることはないかと思います。

リモートワークを探したい場合は以下の記事も参考にしてください。
» 【リモートワークの始め方】フリーランスのエンジニアがリモートの案件を獲得する方法

ご参考になれば幸いです。

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