【経験談】未経験からエンジニア就職してリモートワークする方法
未経験からエンジニアになりたい人「今からでもエンジニアになってリモートワークで働けるのかな… プログラミングのスキルを身に着けてリモートワークできるようになれたらいいな…」
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- 未経験からエンジニア就職してリモートワークする方法
- リモートワークで働くエンジニアの特徴
- ポイントはWeb系プログラミング言語の仕事を選ぶ
- リモートワークするためにこれからエンジニアになる方法
本記事では、未経験からエンジニアになって、将来はリモートワークできるようになる道筋や可能性について解説します。
この記事を書いている僕は、30代後半で未経験からスクールに通ってエンジニア就職をしており、今ではフリーランスのエンジニアとしてリモートワークで稼ぐことができています。
この記事を読むことによって、未経験からでもリモートワークができるエンジニアになる手順がわかるようになります。
未経験からエンジニア就職してリモートワークする方法
リモートワークへ移行する変化の波は確実に来ている
未経験からでもWeb系のエンジニアになれば、リモートワークできるようになります。また今からだとタイミング的にもとてもよい時期で、それはこれからリモートワークがどんどん増えていく傾向にあり、今後はさらにリモートワークがしやすくなっていくはずだからです。
現時点ではプログラミングの仕事でもリモートワークの仕事はまだまだ少ない
現役プログラマーの僕が感じるのは、今現在はリモートワークを一時的に行っているIT企業はありますが、永続的にリモートワークにしようと考えている企業は日本ではかなり少ないと感じています。コロナの影響から一時的にリモートワークにしていた企業が、落ち着いたら元に戻そうと考えている企業がほとんどだと思います。
実際にプログラマー求人募集を見ても「リモート可」など、リモート前提ではなく「場合によってはリモートワークしてもよいですよ」程度のものが多いことに気づくと思います。
リモートワークの仕事が増えている
ただコロナ禍が1年以上続いており、コロナの収束がいつになるか見えず、企業は今後もリモートワークに切り替えざるを得なくなっていると感じているようです。そして、リモートワークを前提にした方がよいと考えている企業が増えていきており、プログラマー職においては今後はどんどんリモートワークを前提とした募集が普通になると思っています。
「リモートワークしたい」「手に職を得たい」と考えて、プログラマーを選択肢に考えている人は小さくでも始めてみることをオススメします。ITエンジニア人材はまだまだ不足しているので、今から始めれば1〜2年後にプログラマーとしてリモートワークができている可能性はかなり高いと思います。
海外でノマド生活したい人もエンジニアになれば可能
東南アジアなど海外でノマド生活したいなと思っているならばエンジニアになれば、そういった生活は可能です。オススメは日本企業からリモートで仕事をとって活動するということです。
海外企業で働くのもよいですが、日本の給与水準はある程度高いので、日本からリモートワークで仕事をとって物価の安い東南アジアに住むなどすればコスパは結構よくなります。しっかりと経験を積めば、エンジニア経験が2年もあれば仕事を選べるようになってくるので、自ら望んでリモートワークが可能になるかと思います。今後は企業によっては未経験からでもいきなりリモートワークができる可能性は出てくると思います。
ライバルは日本人のみなのでイージー
日本企業でエンジニアとして働く場合は、当たり前ですが日本語が前提となります。1億2000万人の人口でそれなりの経済圏がある日本では、日本語ができれば一定レベル以上の仕事は取れるようになります。
日本語の壁があり、外国人のエンジニアは日本市場に基本的には入って来れないため、競争相手が日本人のみとなるため、有利です。世界的に見れば日本のエンジニア報酬は低いですが、そこそこの規模で一定水準以上の報酬を得ることができる日本は素晴らしい市場です。
また、海外では大卒でCS(コンピューターサイエンス)学位を持っていないとプログラマーになれなかったりしますが、未経験からプログラマーになることができる日本はかなりよい市場なのです。日本人同士の競争も大変ではありますが、他の国と比較すればプログラマーになる敷居は圧倒的に低く有利なので、興味がある人は絶対にトライしてみる価値があると思います。
プログラマーという職種の単価はしばらくは落ちにくい
他の業種だと東南アジアの安い人件費などにより単価が安くなったりしますが、プログラミングの領域においては今のところ、日本語の壁によって単価が落ちる気配はありません。オフショア開発などもまだまだ一部です。もちろん、技術の進化により業界がなくなる可能性はありますが、他の業界よりは淘汰が進むのはかなり後になります。プログラミングを学び続けていれば、仕事に困るということは当面はほぼないはずです。
ちなみに、英語が話せる高スキルのエンジニアはアメリカを目指すことがほとんどで日本には来ませんし、むしろ自分がエンジニアとしてのスキルを上げるのと同時に、英語もできるようになってシリコンバレーのエンジニアを目指せれば年収3000万円以上を目指すことも難しくはありません。
リモートワークで働くエンジニアの特徴
リモートワークで働くエンジニアには、どんなメリットやデメリットがあるのかをお伝えします。リモートワーク勤務を前提とした企業に就職する場合とフリーランスとして契約する場合があり、報酬などは変わってきますがどちらもエンジニアとしての対応待遇は通常は変わらないかと思います。
リモートワークで働くエンジニアのメリット
収入が安定する
社員としてリモートワークすれば給与が入りますし、フリーランスで準委任契約で働く場合も決まった時間に働き、企業から決まった額をもらえることが多いので、収入は安定します。
チームで仲間と対応するので、スキルアップの速度が早い
会社組織なのでチームで開発するはずなので、レビューなどもあり、良質な経験を多く積めるので会社で常駐で働くときと同じようにスキルアップがしっかりとできます。
働いているだけで、どんどんスキルが上がっていく
チーム開発の現場では高いスキルを要求される事が多く、現場で働いているだけでスキルが伸びていき、自分の経験値として働くだけで積み上がっていきます。
通勤がないので楽
リモートワークなので通勤による肉体的・精神的な消耗がなく、通勤時間がなくなるので時間も有効活用できます。
好きな場所で働ける
契約次第な部分はありますが、完全フルリモートで働くことができるようになれば、場所を選ばずに仕事をすることができます。自宅はもちろんのこと、好きなコワーキングスペースで仕事したり、場合によってはワーケーション(リゾート地などに行って仕事する)なども可能かと思います。ただ常にネット環境には気をつける必要があるでしょう。
リモートワークで働くエンジニアのデメリット
時間の自由はあまりない(フリーランスほど自由ではない)
フリーランスで自分で仕事を取るような働き方だと時間の自由がありますが、リモートワークのエンジニアは基本的には決められた時間でコミュニケーションを取りながら働く形態になるため、決まった時間の拘束は発生します。
また、チームでの対応になるので、会議が必要だったり、決定に時間がかかったりすることもあります。
場所の自由度は契約次第で変わる
多くの場合はリモートワークの場所については束縛されないと思いますが、契約次第ではリモートワークの場所が限定される可能性はあるので、例えばワーケーションなどは不可のケースもあるかと思います。
リモートでの人間関係の構築をしなければならない
リモートワークだとチャットやZoomなどでのコミュニケーションが主となり、それに応じた人間関係を築く必要が出てきます。特にチャットでのやり取りだと、最初の頃は関係構築できていないのでギクシャクしやすいので気をつける必要があったりします。
やはり人間関係の構築は対面の方が簡単であり、ある程度の関係を築いてからでないとテキストベースのコミュニケーションでは誤解を生みやすいと感じることもあります。
安定している代わりに、収益の大きな伸びは期待できない
基本的にはエンジニアとして、社員なら給料、フリーランスなら固定報酬での収入になるので、安定する代わりに大きな伸びはなくなります。
作業場所の確保が必要
リモートワークでは自宅などで集中して作業ができる場所の確保、そしてネット回線が速い環境を用意する必要があります。家族がいる家庭では、家族の協力も必要になってきます。
ポイントはWeb系プログラミング言語の仕事を選ぶ
リモートワークをする際には、IT系の企業でもリモートワークができるWeb系の会社を選ぶ必要があります。
Web系のプログラミングスキルを身につけることができれば、フロントエンドエンジニアでもバックエンドエンジニアでもリモートワークが可能になるかと思います。
フロントエンドでは、React・Vueあたりができるくらいになるとリモート案件が出てきます。TypeScriptもできると尚可です。これは僕が実際にフロントエンドフロントエンドなので、リモートワークを探した時の状況になります。
バックエンドのイメージとして、リモートワークの求人でよく見かける言語は「Ruby・Python・PHP」です。たまに「Go・Java」案件も見かけます。スタートアップ企業で好まれて使われている言語ほど、リモートワークしやすくなる印象です。
リモートワークするためにこれからエンジニアになる方法
若ければ未経験からでもIT企業に飛び込む
若ければ少しだけプログラミングのスキルを身に着けたらすぐに、就職することをオススメします。最初は大変ですが、現場の方がプログラミングのスキルが上がりやすいので、できる限り早く就職を目指すのがよいかと思います。
可能であればスキルを身につけてから就職する
30代以上になってくると、いきなり未経験から雇ってくれるような企業は少なくなるため、ポートフォリオを作って未経験なりにもスキルがあることを示しながら就職活動をするのが近道です。どれくらい勉強してから就職に挑めばよいかは人によりけりで一概には言えません。
人によっては未経験から、そのまま自分で仕事を取ってフリーランスになる人もいますが、行動力がかなりある人でない限りなかなか厳しいかもしれません。
プログラミングスクールに通うのはコスパがいい
オススメはプログラミングスクールに通うです。
プログラミングスクールは高いと言われがちですが、現役プログラマーの僕からすると高いとは思っていません。理由は時間をお金で買えるからです。
未経験からプログラマー就職すると最初は、300万円程度の年収ですが、しっかりと経験を積んで2年も経てば年収500〜600万円程度を目指すのは難しくないはずです。手に職がつき、仕事の幅が広がることも考えると、仮にプログラミングスクールで数十万円を投資しても、早い段階で回収もでき、費用対効果は抜群だと感じます。勉強期間は短く集中して、早く一人前のエンジニアを目指すべく、プログラミングスクールへの投資は個人的にはありだと思います。
ゼロ→イチでつまずいて挫折することを回避しやすい
プログラミングはゼロ→イチのところが物凄く大変で、挫折する人が多いのですが、スクールに通うことでまずこの最初の壁を超えることができます。
エラーで消耗する時間を回避できる
最初に直面するのはエラー地獄です。エラーが出て動かなく、進まなくなるという自体が最初は起こります。
経験者になってもエラーとの戦いは続きますが、初心者の頃は解決策がわからないので、解決までに余計時間がかかります。毎日エラーと格闘して1ヶ月進まないということもあり、初心者はここで挫折します。スクールに通っていれば、エラーをすぐ回避できるのでかなり効率的に学習ができます。
よく言われるのは、教えてもらうだけだとエラーを自分で解決できなくなるので、エンジニアとしてやっていけないという話です。事実ではありますが、どのみちエラーを見て解決するということは常に行うため、最初は教えてもらい、その時にそのエラーからどうやって解決するのかを教えてもらうということをすれば問題ないはずです。最初はエラーと格闘する時間を短縮できる方が早く一人前になれるのでよいと僕は考えています。
現役エンジニアの考えを教えてもらうことができる
現場にいくと自分が作ったコードをレビュー(他のエンジニアにチェックしてもらう)してもらうことなどで他のエンジニアの考えを知ることができたりします。スクールに通えば、現役エンジニアや元エンジニアが講師をしていることがほとんどなので、最初からエンジニアの考えにふれることができ、論理的思考が身につきやすいはずです。講師に教えてもらうことで、最初から成長速度を上げることができるのは非常に有益かと思います。
質問の仕方が上手になる
これは人それぞれで工夫が必要ですが、自分が気をつけていれば質問の仕方が上手くなります。「何が問題なのか」「どこまで試したのか」など必要なことをまとめて効率よく質問できるようになると、現場に入っても先輩エンジニアから的確な答えが返ってきやすくなります。
スクールの転職支援サービスを使えばよい企業へ就職できる確率が上がる
未経験からエンジニア就職するのは結構ハードルが高かったりします。逆にエンジニアになれればそれだけ希少価値が生まれるということでもあります。良い企業への就職のためには就職支援サービスが充実しているプログラミングスクールに通うのも人によってはよいと思います。
未経験からエンジニアを検討したいと思っている方は以下の記事をどうぞ。
» 現役エンジニアがおすすめ! 転職できるプログラミングスクール
まとめ
未経験からでもステップアップしていけば、リモートワークで働くエンジニアになることができます。注意点としては、Web系のプログラミング技術を身につけるということです。
現時点ではリモートワークの仕事はまだまだ少ないですが、これから多くなってくるのは確実です。これからでも、未経験からエンジニアを目指すのは全く遅くなく、是非トライしてもらいたいと思っています。
ご参考になれば幸いです。
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