Written by TSUYOSHI

「使えない」と言われてしまうフリーランスエンジニアの特徴

FREELANCE WORK

フリーランスのエンジニアをしていて、「使えない」と言われてしまうエンジニアが残念ながらいます。

そういったケースはどんな場合なのかについて、僕の経験を踏まえて解説していきます。本記事は主に常駐型フリーランスエンジニアを想定した記事になっています。

本記事の内容

  • 使えないと言われてしまうフリーランスエンジニアの特徴
    ・コミュニケーションが取れない人
    ・スキルが低い
    ・スケジュール管理ができていなく納期を守れない
    ・ルールを守れない
    ・勤務態度が悪い
    ・待ちの姿勢でサボろうとする

この記事を書いている僕はフリーランスエンジニアとして、企業に常駐して働いている経験があります。特に長期で契約を継続して、プロジェクトマネージャーと仲良くなって色々な話を聞いた経験もあるので、そのあたりを含めて記事にしています。

この記事を読むことによって、どういった人が使えないと思われてしまうのかが分かるようになります。

使えないと言われてしまうフリーランスエンジニアの特徴


個人的には正直、どう思われるかはあまり気にしなくてよいと思っています。相手によっては理不尽な要求をしてきて、それに従わないと「使えない」という人もいますので。

自分の中で判断基準を持ち、バランスを取って、現場で働くことが重要です。

コミュニケーションが取れない人

問題が起きた時にチームに報告しなかったり、話の内容が支離滅裂で何が言いたいのか分からない人などがコミュニケーションが取れない人は、使えないと思われる傾向があります。
また言葉のチョイスが下手で相手をすぐ怒らせてしまうような感じの人も敬遠されます。

Slackなど文章でコミュニケーションできる能力も重要

Slackなどのコミュニケーションツールでの連携で、短文できちんと言いたいことを説明できるかも重要なコミュニケーション能力です。最近はリモートワークも増えてきているので重要なポイントです。

チームで仕事をする上で、コミュニケーションはかなり重要なポイントだと思います。これができないと「使えない人」だと思われる可能性は高くなります。

スキルがあってもコミュニケーション次第でクビになることも

少し余談になりますが、プロジェクトマネージャーは人を採用する際や契約延長の判断に、今のチームにその人がマッチするかどうかを重視してよく見ています。

具体的には人柄の部分です。その人が入ることによって、既存メンバーに悪影響がないかを結構見ているので、経験が浅い人はこのあたりは意識しておくと採用や契約延長の際にも有利に働くかと思います。

スキルが低い

根本的にスキルが低いというケースが上げられます。
フリーランスエンジニアは基本的に自分の経験がある分野について、即戦力として案件に参画します。そのため、自分でスキルアップの戦略を立てて進まないとスキルが低いまま、経験年数が増えるという事態に陥るため、注意する必要があります。

またよくあることとして、スキルシートに書いてあったスキルを盛っている場合です。
過去の経験でほんの少ししか関わっていないのにスキルとして書いてしまうケースだと、実際に現場に入ってやってもらおうと思ったら、全然できないというミスマッチが発生します。
雇う側も面談時に時間は決まっているので、ひとつひとつ細かくチェックするわけにはいきません。

即戦力として求められるフリーランスエンジニアにとってこれは致命的だと思います。経験が少なくても実力がありリカバリーできる場合は問題は発生しないと思います。

スケジュール管理ができていなく納期を守れない

見積もりを失敗したりして、納期を守れないなどです。
期日を守れないと信用を失い、これを繰り返してしまうと「使えない」と思われてしまいます

実力不足で見積もりをミスしてしまい納期に間に合わなかったり、差し込みの作業が多く入ってきて本来やる予定の作業ができなく納期に間に合わなかったりと理由は様々です。

期日に間に合わない場合は、できるだけ早い段階でプロジェクトリーダーに相談すべきです。アラートを上げずに期日のギリギリに間に合わないというのは、より信用を失います。

ルールを守れない

チーム開発をしている時は、コーディングルールなどが決まっており、そのルールに従って開発を行います。

例えば、新たにライブラリやパッケージを導入する時も大掛かりなものなら最初にリーダーに相談するなど、配慮が必要なケースもあります。時間をかけて作った後に、やり直しが発生すると、それは無駄なコストとなります。もちろんレビュー時に確認すればOKという場合もあるのでケースバイケースです。

現場に入る時にある程度のルールを確認して理解しておくことは、効率化を考えると重要なので、意識しておかないと使えない人だと思われてしまいます。

勤務態度が悪い

現場に出勤する契約形態で、遅刻をよくするなどです。
個人的には遅刻しても仕事を納期までにきっちり終わらせれば何も問題ないと思っていますが、現場のリーダーによっては気にします。

体調不良でいきなり休むなども上げられます。体調不良は仕方のないことですが、体調管理も大事な要素のひとつだと思います。
大事なリリースの日にいきなり休んで周りに迷惑をかけたり、休んだために仕事が期日まで終わらないということを繰り返す人がいますが、こういった人は信用を失います。

待ちの姿勢でサボろうとする

企業に出勤して常駐するフリーランスエンジニアで、仕事が終わって次にやることが振られていない時に、そのまま何もせずサボる人がいます。
百歩譲って正社員ならこれでもいいかもしれませんが、フリーランスエンジニアでこれはダメです。

常駐型フリーランスエンジニアの多くの場合は時間精算(月の労働時間140〜160時間が一般的)で対応しているので、やることが本当にないなら「今日はやることがないからかえりましょうか」と聞いて帰って、雇用主のコスト負担を軽減させる姿勢を見せれば、信用が高まります。

自分がやるべきタスクが完了した場合、通常はタスクについてプロジェクトリーダーと相談するのが一般的です。

まとめ

使えないと思われるエンジニアのまとめです。

  • コミュニケーションが取れない人
  • スキルが低い
  • スケジュール管理ができていなく納期を守れない
  • ルールを守れない
  • 勤務態度が悪い
  • 待ちの姿勢でサボろうとする

そのプロジェクトのプロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーの方針に合うかどうかに左右され、それによって「使える」「使えない」が判断されることが多くなります。
仮に例えば長時間勤務しない人は「使えない人」というような雰囲気の現場であれば、エンジニア側の判断として契約終了して去る方がよい場合もあると思います。

フリーランスエンジニアは自己責任ですべて対応するので、自分がやりたいようにやるのが一番です。
ただやりたいことをやるには、その過程でやりたくないこともやらなければいけない場合もあるので、そのあたりのバランスを意識することが重要かと思っています。

クライアント側が理不尽な要求をしてこない限り、「使えない」エンジニアだと思われないよう、信頼を構築していけるエンジニアになることはキャリア的にも悪くない選択だと思います。

ご参考になれば幸いです。

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