未経験からフリーランスのエンジニアになって案件を獲得する方法
未経験からエンジニアになろうとしている人「未経験からフリーランスのエンジニアになって案件はあるのだろうか?」
こういった疑問について、未経験から最短でフリーランスのエンジニアになって案件を獲得する方法について解説します。
本記事の内容
- 未経験からなら就職がフリーランス エンジニアへの近道
- 未経験からフリーランスエンジニアになる方法 【茨の道を歩く覚悟が必要です】
未経験からなら就職がフリーランスのエンジニアへの近道
未経験でエンジニアになるなら正社員などで就職がベターです。
正社員や契約社員であれば、ある程度、中長期で働いてもらうと考えているため、日本企業であれば社員を育てて仕事ができるようにしようという文化があります。そのため、未経験の状態で入社したとしても、仕事ができるようになります。
結果的に就職した方が短期間でいい感じの経歴が出来上がることが多いです。
まず未経験でフリーランスエンジニアになる場合は、エージェントを使っても案件はほぼ無いと思った方がよいでしょう。
仮に未経験でエージェントを使えるとしたら、かなりのレベルのポートフォリオがないと無理でしょう。
おすすめの就職先
フリーランスになる前提で、就職して社員になる場合、オススメは小さめの会社に入ることです。
小さい会社の場合、大抵は仕事の規模が小さく、数をこなすことになります。例えばWeb制作会社などであればWordPressでホームページを新規で月に何個も制作することが多いです。そうすると、エージェントを使ってフリーランスになる際に、会社の在籍期間が短くても、多くの実績があるように見せることができます。
注意点としては、小さい会社は多くの仕事を回さないといけないため、ブラック労働になりやすいので、そのあたりを覚悟できない場合は大きめの会社でじっくり経験を積む方がよいかもしれません。
フリーランス転向のタイミングは自分がなれるかもと思ったとき
タイミングは個々のスキルによるため一概には言えないです。極端な話、HTMLとCSSがひとりですべて問題なく書けるレベルになればフリーランスのマークアップエンジニアになることは可能です。
スキルがあって、それを使って経験があれば、経歴上はその仕事の経験がありできるということになります。後はその経験に自分がどれだけ自信を持っているかどうかだと思います。
エージェントの担当者がよくいうことで、僕が間違っていると思っていることがあります。それは経験年数です。僕は経験年数は能力にほぼ関係ないと思っていて以下の理由からです。
- 多くのエンジニアは好きでプログラムを書いていることが少なく、仕事と割り切ってプログラムを書いている人が多い。そのため最低限の勉強しかしない。
- 好きでプログラムを書いて仕事にしている人は、休日も進んで学習をするし、新しい技術も自分でどんどん試す。
- 結果的に好きでプログラムを書いている経験年数が少ない人と、仕事と割り切って長年働いている人だと、好きでやっている人の方が技術力が高いことがほとんどである。
現場に入ってしまえば、自分のスキルでできることが多いほど色々な仕事を任せてもらえますし、それが経験となり、次の案件を獲得する際に単価アップにつながっていくので、経験年数ではなく、どれだけスキルがあって経験を積んでいけるかが重要だと考えています。
自走できるレベルかどうか
フリーランスでエージェントなどを使って働く場合は即戦力が基本です。
仮に少ない経験でフリーランスとして業務委託で契約できても、即戦力にならなければ最初の1ヶ月くらいで契約終了となってしまいます。契約終了とならなくても、テスターなどになってしまう可能性が高いです。
僕が考えるフリーランスになるタイミングは自走できるレベルに達しているかどうかです。新しいことをやらなくてはならない場合に、自分で調べて問題を解決して進めていけるかどうかでフリーランスになるかどうかを判断してもよいと思います。
少しマイナスなことを書いてしまいましたが、極端に恐れることはありません。
ある一定以上のレベルに達して少しでも「フリーランスになれるかも?」と思ったら、エージェントを使ってフリーランスになることをオススメします。
フリーランスを経験することでレベルと経験が一気に上がる可能性が高いからです。
まずは就職しながらエージェントに会って話を聞いてみるのがよいでしょう。もし難しいと思ったら社員のまま、もう少し経験を積んで、待てばよいだけです。
経験が少ない状態でフリーランスになる際の収入目安
1年未満でフリーランスになる場合の収益の例を示します。
0〜1年未満の経験でフリーランスのエージェントを使う場合の月収想定
PHP
43万円 /月 →年収 516万円Swift/Java(Android)
45万円 /月 →年収 540万円Java(Web・業務系)
37〜40万円 /月 →年収 444〜480万円Ruby
45万円 /月 →年収 540万円Python
45万円 /月 →年収 540万円JavaScfript
43万円 /月 →年収 516万円HTML
30万円 /月 →年収 360万円
※即戦力として業務で使えるスキルがある前提です。年収は仮に12ヶ月契約継続した場合の目安です。
言語によって違いがありますね。仕事ができる人はどんどん経験値を積んで収入を上げていけますし、残念ながらすぐに契約を切られてしまうような人だともう一度就職して経験を積み直すなどした方がよいかもしれません。
ちなみに同じ案件内で単価を上げられることは稀なので、案件を切り替えるタイミングで単価をあげていくイメージです。
フリーランスのエージェントについては完全無料:フリーランスエンジニアの僕がおすすめするエージェント3社に詳しく書いています。
未経験からフリーランスエンジニアになる方法 【茨の道を歩く覚悟が必要です】
全くの未経験からフリーランスになるには、自分で案件を取得する必要があると思います。
仮にエージェントに会っても、未経験だと恐らく案件を紹介してもらえません。エージェント側にとっても、さすがにリスクが高いからです。
自分で仕事を探す場合は、以下の方法が考えられます。
Webサイト制作しか未経験でできないと思うので、これらでイチから仕事を獲得し、実績を重ねていくという感じです。
この場合、鍵となるのはポートフォリオになるはずなので、目を引くようなきっちりしたポートフォリオを作り込むことが重要だと思います。
エンジニアとしての技術力に不安がある状態に加えて、営業もしなくてはならず、精神的にかなりキツくなるはずなので、覚悟を持って頑張る必要があると思います。逆に仕事が成功すればかなりのスピードで成長できるはずです。
まとめ:結局は行動することが大事
未経験からエンジニアを目指すのは、最初の一歩は勇気がいりますし、「本当にやっていけるのだろうか…」と思うこともあるかもしれません。
誰でも最初は未経験者なわけで、誰でも最初から上手くいくわけではないので、小さくでも1歩でもいいから、少しずつ前進することが大切だと僕は考えています。
※当サイトでは一部のリンクについてアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています