【経験談】 フリーランスエンジニアのスキル不足を解決する方法
常駐型のフリーランスエンジニアを目指す人「フリーランスエンジニアになってみたけど全然案件が決まらない… 選べる案件が少なくて希望が通らない…」
こういった悩みにお答えします。
本記事の内容
- フリーランスエンジニアのスキル不足を解決する方法
- フリーランスエンジニアはスキルと経験が重要
- フリーランスエンジニアのスキルアップ方法
この記事を書いている僕はフリーランスエンジニア歴3年目で、主に企業に常駐型フリーランスエンジニアとして仕事をしています。
本記事では、スキル不足だと感じて案件への参画に問題を抱えているエンジニア向けに、スキル不足の解消方法を、僕の実際の経験を交えて解決方法を解説します。
フリーランスエンジニアのスキル不足を解決する方法
エージェント選びで失敗している可能性がある
本当にスキル不足なのか、まずは自分の現状を把握する
フリーランスエンジニアになったばかりで、スキルが低いと思っている方は自分の市場価値を正しく見極める必要があります。
経験不足で自分に実力があるのに、過小評価していることが結構あります。
常駐型のフリーランスエンジニアを目指しているならエージェント選びがカギ
フリーランス案件を扱っているエージェントに登録して案件を探している場合、「自分の市場価値が低いかもしれない」と思っている人は、エージェントの見直しをして、複数のエージェントを使うべきです。
なぜかというと、僕の経験からエージェントを1社しか使っていないとダメなエージェントの場合、全く決まらないからです。
僕は一番最初に、エージェント(結構有名どころ)を1社まずは使っていたのですが、今思うと失敗していたなと思います。
エージェント次第で案件獲得は大きく変わってくる
僕はこのエージェントを通して20〜30社ほどエントリーしましたが、なかなか面談にたどりつけず、やっと面談を6件ほどやって、すべてがNGでした。この時、僕は自分のスキルが足りないのだと思い、フリーランスを諦めるべきなのかも考えたりしました。
しかし途中から並行して対応してもらった「ポテパンフリーランス」というエージェントを使ったら、すぐに面談が組めて、6社ほど面談したらすべてオファーを受けることができました。
最初にエントリーしていたエージェントで決まらなかった理由は以下の通りです。
- 案件のマッチング精度が低かった
(実際に面談を受けた時にミスマッチだなと感じることが多かった) - かなりのマージンを乗せてクライアントに提案していたっぽい
(予測になりますが自分の単価はかなり安かったことと、クライアント面談時の言動から)
実際に2つ目のエージェントとして利用していたポテパンフリーランスは、商流が深い案件(5社ほど間に挟んだ案件もあった…)もありましたが、すべてオファーをもらえました。
エージェントを変えてオファーがもらえるようになったのは以下のような理由からだと思います。
- 案件と自分のスキルがマッチングできていた(実際にマッチしていました)
- 提案している単価が適正価格
- 自分の希望通りの案件を紹介してくれた
エージェントの良し悪し、及びエージェントの担当者の良し悪しで、フリーランスエンジニアの案件が決まるかどうかは大きく違ってきます。
これは僕が実体験から強く感じていることで間違えないと思っています。
大事なことはエージェントを複数使うということです。
可能なら案件探しの際は2〜3社のエージェントを使うとよいかと。
エージェントの詳細が知りたい方は「完全無料:フリーランスエンジニアの僕がおすすめするエージェント3社」の記事もご覧ください。
スキルが低いなら案件の幅を広げれば解決できる
例えば企業でプログラミングの経験が半年以上あるのであれば、おそらく何らかの仕事にはつけるはずです。多くの案件を対象にすれば可能性は広がります。
また全くの未経験の場合、いきなり常駐型フリーランスエンジニアになることは難しいと思うので、どこかの企業に就職してまずは経験を積むことをオススメします。
まずは希望条件を下げて案件に潜り込み、経験を積めば、次の案件では良い条件で入れる可能性が高くなります。
最初はエージェントの商流が多少は深くてもOK
エージェントが間に多く挟まっているとその分余計なマージン(手数料)を取られてしまうのでよくありません。
ただしスキルがもし低いなら話は変わってきます。
エンド直や元請け直の案件をメインにかかえているエージェントは比較的スキルが高めの案件が多いです。
自分にマッチした案件を得るには、多くの案件から探す必要があるため、2〜3社程度の商流であれば最初は気にしないでよいかと思います。スキル不足かもと感じてしまう状態なら、案件の幅を広げるためにいろいろなエージェントを使ってみることをオススメします。
フリーランスエンジニアはスキルと経験が重要
フリーランスエンジニアは現場で即戦力として期待されるため、スキルと経験が重要視されます。特に重視されるのはコストパフォーマンスです。
単価が高くても良い仕事をすればコスパがよいと思われますし、逆に単価が低くても仕事ができなければコスパは悪く問題外となります。
スキル不足だとそもそも仕事を獲得できない
常駐型フリーランスエンジニアだと面談の際にある程度のスキル確認があるので、スキルが低いとオファーがきません。
もし経験が浅く、未経験のことでもGitHubなどにポートフォリオをあげてアピールすれば、オファーが来る可能性はあります。
スキルが低いと仕事を受注できても単価が安い
誰でもできる仕事だとエンジニア間の競争原理が働き、単価は安くなります。
逆に誰も経験がない最新の技術や難しい技術などであれば、それだけで単価は高くなります。
僕がおすすめなのは、経験が浅い人は新しい技術を学び、その技術でポートフォリオを作り、企業にアピールすることです。
新しい技術はプログラミング経験者でも未経験なことが多く、今までの経験の差を差し引いても同じ土俵で戦える可能性があります。
この時、案件に入るのが難しければ、一旦単価を落としてでも案件に入ると、さらにその次の案件で単価を大幅にアップできる可能性もあります。
常に新しい技術を習得し続けることは、自分のスキルや単価が上がることにつながり、自分自身の価値を高めることにつながるため非常に学習のコスパがよいと思います。
フリーランスエンジニアのスキルアップ方法
フリーランスエンジニアは即戦力が基本なので、自らスキルアップを常にしなければなりません。おすすめのスキルアップ方法をご紹介します。
新しい技術を学ぶ
未経験ではなく、既にプログラミングスキルを身につけている状態であれば、プログラミングスクールに通う必要は当たり前ですがありません。
独学でどう学んでいくかが重要です。
僕のオススメはUdemyです。Udemyは現役のエンジニアが販売している動画も多く、僕は今でも新しい言語を学ぶ時などはUdemyを活用することがあります。
最新の技術過ぎて教材がない場合は、英語で検索をして英語のUdemyで学習するのもオススメです。英語がわからなくても、字幕がある動画であればある程度は内容を理解できるかと思います。
技術書で学ぶ
新しい技術を学ぶ際は本がよいです。個人的におすすめは手を動かして理解する系の技術書で、自分でプログラムを写して動作させながら理解をすると早くその技術を習得できるかと思います。
個人的なおすすめとしては、Udemyなどの動画で概要を学び、技術書でさらに詳細を深堀りして学習していく方法です。
初めてのことは理解が進みにくいですが、動画だと理解しやすく、ある程度理解をした上でさらに本を読むと理解のスピードが早くなると思います。
実際に僕はできるだけこの手順で進めています。
情報収集をする
どういった言語や技術が流行っているかの情報収集は非常に重要なポイントです。
新しい技術を学ぶことによって、自分の価値が大きく高まる可能性があるからです。
情報収集には勉強会や交流会がオススメ
connpass、TECH PLAYなどで開催される勉強会に参加して情報収集をすると色々なことを知るキッカケになると思います。
自分で情報収集しようとすると、自分の知識の範囲内でしか情報を得ることができないことも多いと思います。
勉強会自体で学ぶのではなく、勉強会では学習の糸口を見つけて後で自分で調べてさらに理解を深めて知識にしていくイメージで利用するとよいかと。
経験が積めたら自分が知識を共有する側(giveする側)になると信用も溜まり、自分のためにもなるのでおすすめです。
Twitterを利用するのもおすすめ
Twitterでは有益なエンジニアをフォローすることで、そのエンジニアのアカウント経由でキュレーションされた有益な技術情報を収集することが可能です。
勉強会で知り合った人や、自分が学んだ技術書の著者、業界の有名人をフォローしておくと定期的に自分の知識アップデートにつながると思います。
まとめ
フリーランスエンジニアのスキル不足を解決する方法としては以下を見直しましょう。
- エージェントを見直し、複数のエージェントに登録して案件を探す。
- 見つからなければ、商流が深くなってもいいので、探す対象の案件を広げてみる。
- 新しい技術を学んだり、情報収集をしつつ、スキルアップし続けることが重要
ご参考になれば幸いです。
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