Written by TSUYOSHI

フリーランスのエンジニアはスキルを伸ばすことが難しいのか?

FREELANCE PROGRAMMING WORK

フリーランスになりたい人「フリーランスのエンジニアはスキルが伸ばしにくいと聞くけど本当なの?」

こういった疑問にお答えします。

本記事の内容

  • フリーランスのエンジニアはスキルが伸ばしにくいのか?
  • フリーランスのエンジニアがスキルアップするための解決方法

僕はフロントエンドしか経験がないので、主にフロントエンドエンジニアでフリーランスの立場から述べさせてもらいます。

フリーランスのエンジニアはスキルが伸ばしにくいのか?


フリーランスになってエンジニアの仕事をすると大きく分けて2種類の方法があると思います。
「エージェントを通して企業に常駐するフリーランス」
「Web制作など自分で仕事を取得して主に1人で完結するフリーランス」

「エージェントを通して企業に常駐するフリーランス」

準委任契約で企業に常駐するフリーランスは即戦力が求められます。
案件に入るときは、経験がある範囲でしか仕事ができないと思われていることが、スキルアップが難しいと考えられている原因と思います。

「Web制作など自分で仕事を取得して主に1人で完結するフリーランス」

Webサイト制作をしているとフリーランス関係なく、最初はわからないことだらけだと思いますが、慣れてくるとずっと同じことの繰り返しになり、スキルアップが途中で止まる可能性があります。このパターンになると、スキルが伸びないというこということになると思います。

フリーランスのエンジニアがスキルアップするための解決方法


ではどうやって解決すればよいのかという方法について、僕なりの考えを述べさせてもらいます。

企業常駐のエンジニアがスキルアップする方法

フリーランスで仕事をする場合、同じ技術の案件だけやっていても、その技術が先細ってしまえば案件数は減り単価も落ちる可能性があります。
そのため、常に自分のできる技術の範囲を広げたり、新しい技術を身につける必要があります。

フリーランスが新しい技術を身につけて未経験の案件に入るには、以下の2つがあると僕は考えています。

新しい技術にチャレンジする

新しい技術は経験者が誰もいないので、全員未経験者となります。
そこに自分で学習した内容をポートフォリオという形で簡単なアプリケーションにして見せれば、フリーランスであっても「この人に任せても大丈夫そう」と思ってもらえれば、案件に入ることはできると思います。
仕様変更やバージョンアップが激しい言語やフレームワークだとこのような傾向はあると思っています。

これまでの経験を活かしてチャレンジする

ある程度、知れ渡った言語などで経験者が有利な分野の場合でも、未経験者がその案件に入ることは可能です。
エンジニアは常に不足しているため、過去の自分ができる経験を活かして、自分ができる仕事半分とチャレンジしたい仕事半分の割合で案件に入れないかを打診する方法です。
もしくはさらに単価を下げてとりあえず経験を優先するという方法も有効だと思います。一度、その分野の案件に潜り込んで経験を詰めば経験者となることができ、次の案件では単価を戻す、もしくは以前よりも高い単価にできる可能性があります。

自分で仕事を受注するフリーランスがスキルアップする方法

自分ひとりで完結するフリーランスの場合、Webサイト制作が多いと思うので、難しい技術を取得しても仕事で使えなければ意味がありません。
そのためある程度まで経験を積めれば、スキルアップというのは不要だと思いますし、売上を伸ばすことが重要だと思います。

そこでいくつかの方法があります。

Web制作を仕組み化する

制作の方法をスピードアップできるようにある程度、何パターンかのテンプレート化をしてしまえばよいと思います。
また単価の高い案件を取れるようになった場合は、自分がディレクターの立場になって仕事をデザイナーとコーダーに振り、より多くの仕事を回して売上を上げるという手もあります。

蓄積型の収益モデルを確立する

売上が逓増(徐々に蓄積されて増えていく)するような収益モデルを考える方法です。
自分でウェブサービスを作って多くの人に使ってもらったり、WordPressテーマを自作して売れば多くの人に使ってもらうほど売上が上がるということになります。

スキルアップとは話がそれてしまいましたが、自分で仕事を作るタイプのフリーランスはある程度まで回せるようになったら、技術的な意味でのスキルアップというのはあまり必要ないと思います。どちらかというと世の中のトレンドを見る方がよいです。
最近はEC系のサービスニーズが上がってきているということで、BASEやShopifyなど流行りのプラットフォームでEC化ができるというアピールも売上げアップにつながったりするので、どちらかというとマーケティング能力を上げていくというのもスキルアップという意味ではよいのかと思います。

まとめ:新しい技術や分野に常にチャレンジしていれば道は開ける

企業常駐のフリーランスエンジニアなら、「新しい技術にチャレンジする」ということが重要です。これを続けていればフリーランスエンジニアであってもスキルアップできないということはないはずです。

仕事をしているとなかなか新しく学ぶ時間を作るのはとても大変だし、忘れがちになってしまうことが多いです。
フリーランスエンジニアとして働く場合は新しいことにチャレンジするということは必要になってくるので、仕事をセーブしてでも自分の時間を作ることをオススメします。

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