Written by TSUYOSHI

ホームページ制作の予算を考えるポイント 【失敗せずに発注する方法】

ホームページ制作

本記事では、ホームページの発注をする際にどうやって予算を考えればよいかの方法と考え方を解説します。ホームページ制作の予算はあってないようなものでもありますが、ある程度これくらいの予算を組んでおけば大丈夫といった相場観も含めてお伝えします。

この記事を読むことによって、ホームページ制作における予算感がわかり、おおよその予算の立て方も分かるようになります。

本記事の内容

  • ホームページ制作の予算を考えるポイント
  • 予算を決めるための手順

低価格すぎると失敗しやすいですし、品質が低いのに高額な制作費を払ってしまっても失敗です。やってみなければ分からないところもありますが、ある程度の予算感を持っておくことで、見極めもしやすくなるはずです。

本記事を書いている僕は、エンジニア歴が約4年で、WordPressのテーマ作成については、新規作成とメンテナンスを含めると100サイト以上は対応した経験があります。

ホームページ制作の予算を考えるポイント


ホームページ制作の予算を考えるには、おおよその相場も分かっていないと予算を立てることも難しいです。またどういった構成で何ページくらいいのサイトになるのかなどまで考えて予算を立てるようにします。

ホームページ制作費用の相場は依頼先の業者によって全然違う

ホームペエージ制作費用の相場は、Web制作会社か個人事業主かによって大きく異なり、それぞれの中でも大規模〜小規模、経験の大小から価格は違ってきます。

主に標準的な5ページ程度のホームページ制作をする場合、Web制作会社に依頼するなら50万円程度〜、個人事業主に依頼するなら20万円程度〜と思っておけばよいかと思います。

ランサーズクラウドワークスだと、さらに低価格で依頼できる可能性もありますが、制作者のスキルが低いことも多く、システム手数料(20%程度)が価格に含まれるため、品質がマチマチになるリスクが高くなります。ただリスクを許容できれば、コスパのよい依頼ができる可能性はあります。

予算の価格帯

大まかに以下のような相場観を持っておくとよいです。

▼Web制作会社への依頼

  • 30〜50万円:低価格帯
  • 50万円〜100万円:標準価格帯
  • 100万円〜:高価格帯

▼個人事業主への依頼

  • 〜15万円:超低価格帯
  • 15〜20万円:低価格帯
  • 20万円〜50万円:標準価格帯
  • 50万円〜:高価格帯

Web制作会社だと複数人いるチームで対応することが多いため、品質が安定するメリットがあります。個人事業主の場合、1人ですべてを対応することが多く、制作する人のスキル次第で品質が全く異なりますが、高いスキルの人に依頼できれば高品質なものが納品されて、コストパフォーマンスよく制作が可能です。

構成するサイトの目安

制作会社の規模や要件によりますが、だいたい以下のような感じのホームページを作るイメージを持っておくとよいかと思います。

【低価格帯】
1枚ペラのシンプルなホームページを制作する場合

【標準価格帯】
スタンダードな5〜10ページ程度のホームページをWordPressで構築するような場合

【高価格帯】
複雑で大規模なサイト制作の場合

あくまで僕の経験からのざっくりの予算感であり、相場はある意味あってないようなものでもあります。価格の相場について、さらに詳しく知りたい方は「【経験談】ホームページ制作の料金相場はどれくらいなのか?」の記事もどうぞ。

予算を決めるための手順

目的を考える

ホームページを制作する目的を明確にする必要があります。ホームページ経由でお問い合わせを獲得したいなら、お問い合わせフォームが必要ですし、そこまでの導線で商品やサービスの詳細な説明ページも必要になることがほとんどです。

ホームページを制作して何を達成したいかを考えることは重要です。

ページ構成を考える

目的を決めたらどういったページが必要になるかを考えていきます。

ページ数が多くなるほど製作コストは高くなりますが、その分ホームページのコンテンツは充実します。

WordPressなどのCMS(コンテンツマネジメントシステム)を導入した方が、記事更新を誰でも簡単にできる環境を整えておくとコンテンツを容易に増やしていけるため、SEO的にも強いサイトがコスパよく構築できます。

依頼先を決める

制作すべきページ数やだいたいの構成が決まったら、それをもとに予算を考えるようにします。

そして出せる予算のバランスなどから、Web制作会社・個人事業主のどちらに依頼するかをざっくり決めて探してみて、複数の事業者に見積もりをとって、判断をするとよいかと思います。

複数の事業者に見積もりをすることがポイントで、複数の見積もりをとることによって相場観もわかるようになります。

運用フェーズのコストも考える

ホームページはサイト公開してからがスタートです。どうやって運用していくのか、メンテナンスが必要になった時、誰に依頼して修正をするかなどの体制を整える必要があります。

まとめ

ホームページ制作における予算の立て方について解説しました。

予算の価格帯

▼Web制作会社への依頼

  • 30〜50万円:低価格帯
  • 50万円〜100万円:標準価格帯
  • 100万円〜:高価格帯

▼個人事業主への依頼

  • 〜15万円:超低価格帯
  • 15〜20万円:低価格帯
  • 20万円〜50万円:標準価格帯
  • 50万円〜:高価格帯

予算を決めるための手順

  1. 目的を考える
  2. ページ構成を考える
  3. 依頼先を決める
  4. 運用フェーズのコストも考える

ご参考になれば幸いです。

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