Written by TSUYOSHI

【初心者向け】成果を出すためのホームページ制作・運用の基本

ホームページ制作

新米のホームページ担当者「初めて企業でホームページの担当者になったけど、何から始めていいのかわからない… 何から手をつけていいかわからないので教えてほしい」

こういった悩みにお答えします。

本記事の内容

  • 成果を出すためのホームページ制作・運用の基本
  • ページに情報を掲載する時の内容と順番

本記事では、ホームページ制作が初めての方向けに、ホームページを制作して運用する上で基本となる考え方や運用手順を解説しています。

本記事を書いている僕は、エンジニア歴が約4年で、WordPressのテーマ作成については、新規作成とメンテナンスを含めると100サイト以上は対応した経験があります。

この記事を読むことによって、ホームページの運用が初めての方でも、ホームページ制作に関する基本的なことや、制作を依頼する時にどういう流れで進めるかの大まかな基本がわかるようになります。

成果を出すためのホームページ制作・運用の基本


ホームページの作成や運用の方法についての基本を解説していきます。解説する順番は以下のとおり。

ホームページ制作・運用の流れ

・どんなホームページを作りたいかを明確にする
 ※目的・ペルソナの設定
・ホームページの制作手順
 ※設計・ワイヤーフレーム・デザイン・コーディング・サーバーアップ・運用

どんなホームページを作りたいかを明確にする 【目的・ペルソナの設定】

ペルソナを決める

ホームページでは、何かを伝えることが目的であることがほとんどです。

そして基本的には、誰かの悩みを解決するために存在しています。この誰をターゲットにするかを決めることを「ペルソナ」を決めると言ったりします。誰に向けて文章を書くのかを明確にしないと、伝わりにくい事が多く、できる限りペルソナを明確にして絞ることがホームページ制作ではまずは重要になってきます。

ペルソナが決まると、そのペルソナに合ったデザインやページ構成にするなど、ホームページの概要が決まってきます。

何をゴールにしたいかを明確にする

ホームページでは何を達成したいのかを明確にします。そうすることによって、ページ構成や必要なページが違ってきます。

例えば以下のような内容です。
・商品の紹介をして、お問い合わせをしてもらいたい
→お問い合わせフォームへの動線を強化する

・商品の詳細をお客さんにホームページでじっくり知ってもらいたい
→商品をホームページ上でわかりやすく紹介する

・来店につなげたい
→アクセスの方法を詳しく紹介したり、来店して受けられるサービス内容のメリットを訴求するページを作る

ホームページの制作手順

制作の流れを解説します。企業の担当者などで、制作会社に以降の流れを任せる場合も概要を抑えておくと、的確に作りたいホームページのイメージを伝えられるため、より効果の高いホームページ制作ができるようになります。

集客するキーワードを考える

どういったキーワードで集客するのかを設計をもとに考えます。ホームページを作る時はキーワードが命と言っても過言ではないくらい大事なので、キーワードの調査・選定をしっかり行います。

ワイヤーフレームの作成

どんなサイトにするかの設計を元に、ページごとの構成を考えていきます。競合サイトや参考にしたいサイトを分析して、構成する骨組みをできるだけ細かく作り込みます。可能であれば文言まで、すべて落とし込んで考えるようにします。

デザイン

ワイヤーフレーム(ページの構成)をもとにデザインに落とし込んでいきます。ユーザーが操作しやすいようにしたり、目的の意図を持ってデザインをしていくことが重要になります。PCとスマホで見た時の違いも、コーディングのことを意識しながらしっかりと作り込み、ユーザーにとって使いやすいホームページのデザインを作り込んでいきます。

コーディング

HTML・CSS・JavaScriptなどを使って、ページを実際に構築します。デザイン通りに構築をしつつ、ページの表示速度が遅くならないようにしたり、SEOのことを考慮したコーディングを行います。

サーバーにアップロード→確認→公開

ホームページをインターネット上に公開するには、ドメインを取得して、サーバーにホームページデータをアップロードする必要があります。

ホームページ制作会社に依頼する場合は、本番環境のホームページにデータをアップロードしつつ、ID・パスワードで表示しないようロックをかけて、クライアントの確認後にロックを外して、本番公開とする流れが多いです。

運用

ホームページ公開後は、ホームページの運用をします。多くの場合はSEO対策をして検索エンジン経由での集客をするはずなので、記事の作成をするなどしてホームページ上の情報を増やしていく、お問い合わせが来たらその対応をするなどをします。

またTwitterやInstagramなどのSNSを運用して集客をすることも今はほぼ必須と考えてよいかと思います。YouTubeからの集客も運用が大変ですが有効です。

ホームページの運用ではWeb広告を使うなどを組み合わせると有効です。広告運用の記事もあるのでよろしければ参考にしてください。
» 【重要】ホームページを作った後はWeb広告の運用で有効活用する

ホームページは作るだけだと効果が小さくなってしまうため、しっかりと運用するようにすべきです。

ページに情報を掲載する時の内容と順番

ページの構成は基本的には「導入文」「本文」「クロージング」の流れで書くことが多いです。

【導入文】 ※ファーストビューで訴求
 ↓
【本文】 ※詳細を見出し毎に掲載
 ↓
【クロージング】 ※行動を促す

企業のページなどであれば、「導入文」でサービスの紹介ページであることを伝え、「本文」でサービスの詳細内容を示し、「クロージング」部分でお問い合わせページへの導線を付けるなどの書き方が一般的です。ブログ記事やセールスなどでも同じ構成のことが多いかと思います。

導入文

ホームページは導入文はタイトルの次に重要な部分です。

ページに訪問したユーザーは冒頭の導入文を読んで、本文を読むかどうかを判断することがほとんどだからです。

具体的には自分が何か知りたい情報があって検索をする時を思い返してみて下さい。Googleでキーワードを入力して検索結果の上位から順番に見ていくことになると思いますが、表示されたサイトの最初の文章を見て、その後の本文を読むかどうかを判断していると思います。
そして目的の情報が載っているページではないと判断した場合は、次の検索結果のページを見ていくという行動をしているかと思います。

導入文はページを読みすすめるべきかどうかを判断される重要な部分です。読者の悩みに寄り添って「あなたの悩みを解決することが書かれている」ということをしっかりと伝える必要があります。

本文

見出しがあり、その中に情報を書いていきます。段落ごとに書く内容については、「主張」「理由」「具体的な例」の順番で書いていくと読者が理解しやすくなります。

クロージング

最後のまとめ、本文の要約、読者へ行動を促す最後にひと押しを最後に書くのがよいとされています。

何か購入を促すようなページであれば、本文を読んで読者のモチベーションが上がっている状態で、最後にクロージングをして購買につなげるというイメージです。

まとめ

ホームページ制作・運用をする上での基本的な考え方・流れ

  • ペルソナを決める
  • 何をゴールにしたいかを明確にする
  • 集客するキーワードを考える
  • ワイヤーフレームの作成
  • デザイン
  • コーディング
  • サーバーにアップロード→確認→公開
  • 運用 (SEO対策・SNS運用・Web広告運用など)

ホームページを制作する時に、事業者へ依頼する際はコストが必要になります。もし制作依頼を考えている場合は、コストについての記事もご参考にしてみて下さい。
» ホームページの制作コスト(費用)に対するリターンの考え方

ご参考になれば幸いです。

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