【失敗しないホームページ制作】CMS導入した方が成果が出る理由
本記事では、CMSとは何かということや、ホームページ制作においてCMSを導入することによるメリットなどを解説します。
本記事の内容
- CMS導入した方が成果が出る理由 【メリット】
- CMS導入をする時に気をつけるべき点【デメリット】
この記事を読むことにより、CMSを導入するとホームページ制作でどのように役立つかがわかるようになります。
本記事を書いている僕は、エンジニア歴が約4年で、WordPressのテーマ作成については、新規作成とメンテナンスを含めると100サイト以上は対応した経験があります。
CMS導入した方が成果が出る理由 【メリット】
CMSとはContent Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)のことで、ホームページの作成、更新が簡単にできるシステムのことです。CMSで構築されたホームページは、記事を構成するためのテキストや画像などのコンテンツさえあれば記事の作成・更新ができて、専門知識がなくても誰でも簡単にホームページ運用が可能です。
例えばCMSの代表的なものにブログがあり、誰でもテキスト文章や画像を用意できれば、記事を更新できるようになっており、あれがCMSです。
HTMLやシステムのことがわからなくても、テキストや画像のコンテンツを用意できればウェブサイトを更新して情報の発信をすることができます。配信するコンテンツさえあれば誰でも簡単に発信ができるため情報の更新がしやすく、大小様々な場所で幅広く使われています。
CMSで有名なのはWordPress
CMSで一番有名なのは「WordPress」であり、WordPressはSEOにも強く、世界最大のシェアを持つCMSでもあります。
中小企業がホームページを制作する場合、特に理由がなければWordPressを使うのがベストだと思います。大企業などであれば予算もあり、独自CMSを導入しているところも多いです。
WordPressは、テーマという外観デザインを自由に変更することができ、専門知識がなくても好きなテーマを使ってホームページの外観を整えることができるのもよい点です。テーマには無料・有料の様々なものが存在します。
CMSを使った方がよい理由やメリットについて、解説していきます。
専門知識なしに手軽に更新できる
CMSを導入すれば、HTMLやCSSなどが分からなくても簡単に更新できるのがメリットです。文章を書けば管理画面から簡単に更新できるため、ブログや企業のお知らせなどを手間や時間をかけずに、簡単に配信できることが大きなメリットです。
コスト削減につながりタイムリーな更新が可能
CMSが無い頃はホームページの更新は、HTMLやCSSを扱える人しか更新はできなく、更新の度に制作会社などに費用を払って更新する必要がありました。しかし現在はCMSの導入が一般的なため、営業や総務などの技術の専門的な知識がない人でも誰でも更新ができるようになったため、ワザワザ更新のために制作会社などに依頼する必要がなくなったため、大幅なコストカットができるようになっています。
簡単に更新できるため、コンテンツ更新の頻度も上げることが自在であり、メリットは大きいです。緊急のお知らせを載せたい場合も簡単に更新ができるので、タイムリーな情報もホームページ上にすぐ更新できるメリットがあります。
修正作業も楽
CMSであれば管理画面から手軽に文章の変更や画像の差し替えができるため、記事の数が100記事とかになってきても、自分で簡単に修正や加筆などが可能です。
仮に退職者などが出たときも誰でも修正可能なシステムなので、引き継ぎが楽なこともメリットです。
更新頻度を上げることによってSEO対策が手軽にできる
SEO対策では狙ったキーワードでコンテンツを増やしていくことが重要です。CMSであれば簡単に更新作業ができるため、記事を増やしていくことが比較的容易であり、SEOに強いサイトを構築しやすいメリットがあります。
また多くのCMSではパンくずリストを自動で更新してくれ、クローラーの巡回をスムーズにしてくれるため、自動でSEO対策上よい構成になりやすいです。
スマホ対応を気にしなくていい
多くのCMSでは構築時にスマホの場合のデザインも自動で切り替わっるように作られているため、コンテンツを管理画面から更新するだけで、PC・スマホで最適のデザインにしてくれます。
場所を選ばずスマホなどから更新ができる
使う人によりますが、スマホからCMSの管理画面にアクセスしてスマホで記事更新を行う人も多いです。
例えば、美容室やお店を運営している人だとパソコンよりもスマホの方が使いやすく、スマホからホームページの更新を行う人もいます。CMSだとスマホからも更新できたりするのはメリットです。
予約投稿機能で新たな記事を予約指定した時間に自動で投稿できる
記事を前もって書いておき、指定した時間に自動で投稿されるようにすることが可能です。
例えば、会社で運営しているコンテンツなどで毎日記事を更新したい場合に、平日に記事を書き溜めて予約しておき、休日も自動的に記事を更新するなどが可能です。
投稿者の権限付与によって様々な人が携わって更新することができる
CMSだと色々なことができる反面、誤って予期せぬ場所を消してしまったり更新してしまったりすることもあり得ます。WordPressなどではログインするユーザーを複数作ることができ、それぞれのユーザーに操作できる範囲を制限した権限を付与することが可能です。
経営者が全権限を持っていてテーマの変更などもできるようにしておき、アルバイトのスタッフは記事の更新しかできないような権限を与えて管理をするということが可能です。
プラグインによって様々な機能が簡単に導入できる
WordPressを使ったりすると、FacebookやTwitterなどSNSとの連携がプラグイン導入だけでできたり、SEO対策やセキュリティ対策を容易にできたりと簡単に機能の追加ができます。お問い合わせフォームなどもプラグインで簡単に実装できます。
CMS導入をする時に気をつけるべき点 【デメリット】
CMSの構築にはWordPressの設定をするなどの知識は必要
CMSの更新は簡単なことが多いですが、CMSの構築には専門知識が必要なことが多いです。WordPressなどであれば、素人が調べながら構築することが可能だったりもしますが、大規模な独自のCMSなどを作る場合は開発が必要になるため大規模な予算が必要になることもあります。
WordPressを使うなら更新しないとセキュリティに問題が出てくる場合がある
中小企業がCMSでホームページ制作する時は、WordPressを使うことが多いと思いますが、常にWordPress本体とプラグインは最新バージョンにして置く必要があります。WordPressは狙われやすいため、セキュリティ対策は常に万全にしておく必要があるためです。
WordPressのプラグイン選定には注意が必要
WordPressでプラグインを使って運営している場合、プラグインの開発が更新されなくなるとWordPressバージョンアップによって使えなくなったり、セキュリティの問題が解決されない可能性が出てきます。更新されなくなったプラグインは使わないようにするなどの注意が必要になるケースがあります。
細かいカスタマイズには専門知識が必要
テーマやプラグインを使うことによって、専門知識なくカスタマイズは可能だが、細かいカスタマイズはHTMLやCSSの知識が必要になることもあります。
WordPressはセキュリティ対策をきちんとする必要がある
WordPressは世界でも大きなシェアを持つほど有名であり、WordPressサイトはハッカーなどに狙われやすいデメリットがあります。セキュリティを強化するためにも、WordPressやプラグインは常に最新にしておくことが必要です。
管理画面のログインページは特に狙われやすいため、必ず対策をしておきましょう。
WordPressに限らずホームページ運営をするならばセキュリティ対策はしなければなりませんが、世界シェアが大きいWordPressは狙われやすいので対策は万全にしておくべきです。
まとめ
CMSを導入するメリットやデメリットについて解説しました。
CMS導入した方が成果が出る理由 【メリット】
- 専門知識なしに手軽に更新できる
- コスト削減につながりタイムリーな更新が可能
- 修正作業も楽
- 更新頻度を上げることによってSEO対策が手軽にできる
- スマホ対応を気にしなくていい
- 場所を選ばずスマホなどから更新ができる
- 予約投稿機能で新たな記事を予約指定した時間に自動で投稿できる
- 投稿者の権限付与によって様々な人が携わって更新することができる
- プラグインによって様々な機能が簡単に導入できる
CMS導入をする時に気をつけるべき点【デメリット】
- CMSの構築にはWordPressの設定をするなどの知識は必要
- WordPressを使うなら更新しないとセキュリティに問題が出てくる場合がある
- WordPressのプラグイン選定には注意が必要
- 細かいカスタマイズには専門知識が必要
- WordPressはセキュリティ対策をきちんとする必要がある
ご参考になれば幸いです。
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