Written by TSUYOSHI

新人エンジニアがよくしてしまう6つの失敗 【失敗は成長するために必要です】

PROGRAMMING WORK

新人エンジニアは分からないことだらけで、失敗もよくすると思います。
よくある失敗とその解決案について、記事にしています。

ミスは貴重な体験となることが多いので、一人前のエンジニアに成長していくために必要なものと前向きに捉えるようにしましょう。ミスをすると絶対に忘れないということもあると思います。

ミスをしても反省はしつつ、自分を責めないことです。ミスをしたらそこから改善をして、経験を積み上げていくことが重要です。

本記事の内容

  1. 質問したいけど質問できない
  2. 同じ間違えを何度もしてしまう
  3. テスト完了後に修正をしてしまう
  4. 開発環境が正常に動作しなくて何時間も時間を取られる
  5. 朝イチでPCのアップデートを始めてしまう
  6. GitHubで1つのPullRequest(プルリク)で大量の変更を行ってしまう

本記事を書いている僕は、フロントエンドのエンジニアとしてフリーランスをしています。

この記事を読むことによって、新人エンジニアがよくやってしまう失敗とその対応方法がわかるようになると思います。

1. 質問したいけど質問できない


よくあるのが「15分悩んで解決できないなら質問して」という内容。

先輩から15分悩んでわからなければ聞けと言われるのはよくあることですが、これは分かってはいるものの、悩む内容は最初の頃は15分で解決できないことがほとんどで、本当に15分悩んで解決できなく質問していたら、1日に何回、先輩に質問することになるかわかりません…

さすがに周りのエンジニアに迷惑かけまくるのは気が引けるので、いつ質問すればよいかは悩むところ。

僕は解決できない部分を飛ばせるなら、一旦飛ばして他の箇所を先にやり、後でまとめて質問するようにしていました。
Issueとして課題が複数あるなら、調査したところまでGitHubにコメントを書いておき、報告しつつ飛ばして他のIssueに移るということをしたりすることもありました。

本当にそれを解決しないと先に進めないなら、20〜30分悩んで解決できないなら質問するか、場合によっては解決できそうなら1時間くらい頑張ることもありました。ただ新卒の新人さんなら言われた通りにまずはやるのがよいかと思います。

この部分は質問をする相手である、リーダーや上司の性格などによるところが多いので、「質問しようとしたときにこういった悩みが…」というのを常日頃、相談しておくと良い解決方法が見つかるかもしれません。

質問の仕方に気をつける

質問する時に、要点をきちんと整理できていない形で質問すると時間の無駄が発生するので、準備してから相談するようにします。

質問をするということは、質問される側の時間を奪うことであり、その点を念頭に置くべきです。「早く解決しないといけない」という自分本位で質問するのはNGで、相手に答えてもらいやすく質問することが重要です。

ただし質問するための準備をするために時間をかけすぎるのも問題なので、バランス良く対応しましょう。

・何が問題なのか
・現在の状況や再現方法を説明
・どこまでやって、どういうことを試したのか
・エラーなどが出ているならその内容を添える
・いつまでに解決しなければいけない問題なのか(急ぎでない場合は書かなくてもいいかも)

上記の内容あたりをできるだけ箇条書きにするなど、わかりやすくまとめてSlackなどで送り、質問します。

2. 同じ間違えを何度もしてしまう


一度、レビューなどで指摘された内容を2〜3度くらいまではよいですが、それ以上に何度もミスすると相手に「この人また同じミスしているな…」と思われます。

気をつけるべき点などはメモしておき、プルリクを出す前などに見直す癖をつけておくと最初はよいと思います。ただ新人の頃は仕方ないことでもあるので、気にしすぎない程度に気楽にいきましょう。

3. テスト完了後に修正をしてしまう


少しの修正でもテストが完了した後であれば、再度テストをやり直さなければなりません。

新人によくあるのが、「ちょっとの修正だから大丈夫だろう」とテストなしで修正をリリースして本番でバグって大問題になるということです。

「テストはしていたんですよね? なぜこのような問題が起こったのですか?」とクライアントに詰められると反論のしようがない状態になること必至です…しかもクレームを言われるのはPMやリーダーなので迷惑をかけることになり、もちろん自分の評価はだだ下がりになります。注意しましょう。

4. 開発環境が正常に動作しなくて何時間も時間を取られる


新人に限った話ではないですが、ローカルPCの開発環境を壊してしまうということがよくあります。

復旧に何時間もかかり、仕事が進まなかったということもあると思います。
迷惑をかけますが先輩やリーダーなどに相談しましょう。リーダーなどは状況を把握したいので、早めに作業が止まってしまっていることを報告して共有すべきです。

5. 朝イチでPCのアップデートを始めてしまう


絶対にダメではないのですが、スケジュールも確認せずいきなり朝イチでPCのアップデートをするのはあまりオススメしません。

特にMacの場合ですが、たまにアップデートに1時間くらいかかる場合があります。
朝イチでアップデートを始めてしまって、リリースや大事な会議、締切間近の作業ができないということをたまにやってしまう人がいます。

PCのアップデートをするときはスケジュールを見ながらいつやるかを考えましょう。
僕の場合は仕事が終わって帰る時や昼休みに入る前にアップデートを始めるということを主にやっていました。

6. GitHubで1つのPullRequest(プルリク)で大量の変更を行ってしまう


GitHubでPullRequest(プルリク)は、ある程度わけて出すべきです。

レビューア(レビューする人)の負担を下げるために、できるだけわけて出すようにします。レビューアも自分の業務の合間にレビューをするので、大量の差分が発生しているコードを見るのは本当にたいへんです。
どういった変更なのかの説明などもきちんと添えてプルリクを出すようにしましょう。

Commit履歴をキレイにする

新人の頃は意識しなくていいですが、git rebase を使ったりしてコミット履歴を見やすくできるとかなりGoodです。
経験者でもできていないことが多いのですが、変更差分が多いプルリクではすべてを見るのが大変なので、Commit履歴がしっかりしている人のプルリクだと、コミット履歴を追いながらレビューをすることが可能です。
ただ適当にCommitされていることが多く、Commit履歴を見ながらレビューできることは稀だったりします。

職場に慣れてきたら、Commit履歴にも注意を払えるようになるとさらにレベルアップできるはず。自分がレビューアの立場になってレビューするようになってから、このことに気づく人が多いです。

まとめ:失敗は自分を成長させてくれるので、どんどん失敗しよう

失敗することにより、いろいろなことを学べますし、失敗を恐れずにどんどんチャレンジすることをオススメします。

新人であればなおさらで、新人なら許されることというのもあるので、チャレンジをするべきです。

ただ気をつけたい点としては、1度した失敗は繰り返さないようにする、致命傷の大きすぎる失敗はできるだけ避けるということです。

ご参考になれば幸いです。

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