Written by TSUYOSHI

【失敗の連続】未経験から30代後半でエンジニア転職でやったこと 【面接は数が重要】

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未経験からWeb制作の会社に入りたい人「未経験からWeb制作会社に入るにはどれくらいのスキルが必要なのかな… 就職活動はどれくらい必要なんだろう、たくさん応募しないとやっぱり入社できないのかな… どれくらい大変なんだろう…」

こういった疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 【失敗の連続】未経験から30代後半でエンジニア転職でやったこと
  • 書類審査を通過するためにやった応募内容の改善
  • 未経験の僕がWeb制作会社に入るためにやった面接の準備
  • 【余談】未経験から勉強していたスクールの話

本記事では、僕の経験からではありますが、未経験からWeb制作会社への入社を目指す際に面接の数はどれくらいこなせばよいのかの指標やどれくらいのスキルがあった方がよいかなどを解説します。

この記事を書いている僕は、HTMLやCSSが全くわからない状態からスクールを経て中小のWeb制作会社で2社ほど働いた経験があります。現在はエンジニア歴が約4年で、フリーランスのエンジニアをしています。

この記事を読むことによって、未経験からWeb制作会社に入る時に必要なスキルやこなすべき面接の数について、ひとつの例から学ぶことができるかと思います。

【失敗の連続】未経験から30代後半でエンジニア転職でやったこと

採用までの道のりを考える

当たり前のことですが、流れは以下の通りになります。

①求人サイトなどから応募する
 ↓
書類審査が通る
 ↓
②面接する
 ↓
採用

①書類審査→②面接→採用 となるので、書類審査をクリアしつつ、面接も受かれば採用です。

未経験から入社に至るまでは、「①書類審査」と「②面接」にて、数をこなす→改善するということを繰り返すのが重要だと僕は思っています。

どのくらい面接すれば未経験からでも採用されるのか

面接をこなす数というのは決まりがありません。このくらいやればOKということはなく、それは人それぞれでこれまでの経験や現在の状況など色々な要因によって違ってきます。

ただ未経験からエンジニアになろうとしていて、どれくらいの面談の数をこなせば採用されそうなのかは知りたいもの。

そこで37歳でHTMLやCSSをスクールでゼロから学んでWeb制作会社に入社できた時の僕の面接経験について、シェアさせてもらえればと思います。

最初は書類審査が通らず、面接も失敗の連続

僕のように年齢がある程度高いと、面接は何社受けても採用されないことは多いと思いますが、がっかりしないで下さい!

未経験なら、それは当たり前で、数をこなすしかないわけです。「この会社は自分を採用しないなんて見る目ないな!」くらいに思って、繰り返し応募し続けるしかありません。

書類審査はなかなか通過できない

僕の場合は、書類審査は最初は10〜20社送っても面談に至らないのは普通でした。

数をこなすことが重要ではありますが、書類審査があまりにも通らなければ、20社ごとに内容を変えて試して反応を見てみるなど、改善を繰り返すことによって面接まで進めると思います。

未経験者が就職するには面接の数をこなすことが重要

書類審査は徐々に通るようになってくる

先ほど述べた通り、僕の場合は書類審査は最初は10〜20社送っても面談に至らないとかはザラでした…

しかし面接できるようになってくると、面接で得られた知見をエントリーシートや職務経歴書に反映できたり、応募の文章も洗練されてくるので、徐々に書類審査の突破率も上がってくると思います。

書類審査を通過するためにやった応募内容の改善


参考までに僕が求人サイト経由で、書類審査を通過するためにやっていたエントリーシートを書く時の考え方をご紹介します。企業のお問い合わせフォームから応募する時も基本的には同じです。

書類審査のエントリーシートは、僕の場合は以下のような感じで構成していました。

・最初の2〜3行 定型文の挨拶
 ↓
・オリジナルのその企業に向けた文章
 ※その企業の名前やサービス名を入れた内容。
  大量に送っているわけでなく選んでいることを印象づける。
 ※特徴がない場合は系統ごとに準備した2〜3パターンの定型文を貼り付け
 ↓
・自分は何ができるのかをPR
・ポートフォリオなどでPR
 ↓
・経歴や心構えなどの定型文 ※ここはかなり長く作り込みます

よくある話ですが、オリジナルな部分を入れ、コピペで送っているのではなく、御社のことを調べて送っていますよというアピールを僕はできるだけしていました。ちなみにオリジナルな部分もホームページを見て調べはしますが、数をこなしたいのでできるだけ時間をかけずに書いていました。

オリジナルの文章は、文章の最初の方(ファーストビュー)に入れます。当たり前ですが、最初にそれを入れないと意味がありません。

可能な限り、相手のメリット(自分を採用するとよいこと)を最初の方に短くまとめます。例えばですが、(会社の業務内容によって)前職の能力が活かせるとか、リーダー経験が活かせる、コミュニケーションが円滑でチームでの対応が得意とかです。長くなりそうな時は箇条書きにして見やすくするのがよいと思います。

面接ができるようになると、こういう企業はこういったことをアピールするとよいかもしれないということが分かってくるので、そういった内容をエントリーシートにも書いていき、ブラッシュアップしていくことで、書類審査の通過率が徐々に上がってくると思います。

特に書類の部分は人それぞれなので抽象的な表現ばかりでわかりにくく、すみません…

未経験の僕がWeb制作会社に入るためにやった面接の準備


最初は、面接では何を質問されるのかの想定質問を本やウェブで調べ、ピックアップしておきます。

だいたいの場合は、どこの企業であっても答える内容が同じであり、それをまとめておきます。◯◯系の企業にはこう答えるみたいな分岐があるなら両方書いておきます。

こちらからの質問は準備しておく

面接前に企業を調べて、疑問に思うことを質問内容としてメモしておきます。

僕の場合は面接時に頭が真っ白になることがあったので、予めしぼった質問内容をいくつか、面談時にメモをとる用紙の下の方に書いていて、それをチラ見しながら質問していました。「◯◯を質問しないと!」と思っていると集中できなかったりするので、メモしておくのはおすすめです。

僕の場合、よく質問していたのは、「入社前までに学習しておくとよいことがあれば教えていただけますか」というような質問です。
実際にやる気はあって入社前までに入社後に使うものなどは勉強しておきたかったために聞いていました。

例えばタスクランナー(当時はGulp,Grunt等)は使えるようにしておいた方がいい、Sassは使えるようにしておいた方がいいとか、そういった回答をもらったことがあります。

面談では用語を知っていると有利!

僕の20社以上面談した経験上、用語を知っていると初心者でも勉強している感が出て、ちょっとできる人かもと思われる傾向があると思っています。例えばWeb制作とかであれば、「タスクランナー」「モジュールバンドラー」「React」「Vue」などです。

こういったものを勉強中ですと話せば、向上心があってやる気があると思ってもらえる可能性があります。たださらに深く突っ込まれた時に答えられる程度は勉強しておく必要がもちろんあります。

筆記テスト

筆記テストがあることは少ないですが、たまにあるので準備しておくと採用の確率はあがるかもしれません。

よくある筆記テストは以下なので、よければ事前に調べてプログラムのアルゴリズムの書き方を覚えておくとよいかもしれません。

▼僕が実際に面接で出された例

・FizzBuzz (言語は何でもいいのでプログラムで書く)
・素数の100番目を表示するプログラム
・SQLでデータを抽出するプログラム

知っているかどうかなので、余裕がある人は面接の突破率を上げるために調べておく方がよいかと。

筆記テストは、面接官の趣味でやっているようなところもあれば、本気で良い人をとろうとして実施している場合もあるので、簡単に代表的なものは一度、調べておくとよいかもしれません。

ちなみに僕が1社目に入社できた会社では、その会社が運営しているサイトが印刷されている紙を渡され、その用紙に自分ならどういうタグやCSSを書いて構成するかを用紙に手書きで書いていくというテストを受けました(制限時間は30分)。どれくらいHTMLが書けるのかをテストしたのだと思います。

面接したらすべてを記録してブラッシュアップし続ける

とにかく数をこなすのか、改良を加えつつ数をこなすのかはその人のスタイルによりますが、僕は後者で出来る限り面接できた時は、その後すぐに面接で何を話したかを振り返り、何を話したか、何を質問されたかなどを必ず記録してまとめるようにしていました。

面接で話した内容を必ず全てパソコンなどに書き出して議事録のようにまとめるのがおすすめです。パソコンやスマホで、共有できるといつでも見直したり書き直したりができるので便利。可能なら面接後にすぐ喫茶店とかに入って振り返ると思い出しやすいです。

そして、面接の内容を次回に活かします。例えば次の通りです。

  • 職務経歴書に反映してブラッシュアップする(アピールの順番を変える、内容を変えるなど)
  • 自分で面接の想定質問集を作っておき、それをブラッシュアップする

面接まで進めれば、面接で学んだ内容を次に活かしてブラッシュアップしていけば、採用の可能性は上がっていくはず。改善を続ければ、面接する度に採用に近づくはずなので、数をこなすことによって、採用の可能性が高まっていくことになるはずです。

未経験から採用された時の僕のスペックを紹介

最後の方は立て続けに採用通知をもらう

最後の方では、3社くらいから一気に採用のご連絡をもらえました。

少し僕個人の経験談で余談になりますが、面接をこなしていく上で、僕に大きなよい影響を与えてくれた面談があります。

立て続けに採用をもらうちょっと前に、その面接で僕の考え方などが変わり、そのおかげで最後の方は採用を勝ち取ることができました。よければその面談の話も記事にしているのでご覧ください。
» 未経験からのエンジニア就職で僕に大きな影響を与えてくれた面接の話

最終的に僕は一番、給料が高くてしっかりしていそうな企業に就職しました。(ただ入社後いろいろあって7ヶ月で転職してしましたが…)

未経験から採用されたときの僕の技術レベル

未経験から採用されたときの僕の技術レベルは、低いなりには頑張っていた方だと思っています。かなり勉強して入社したのに、入社後はスピードの面で特に苦労し、結構たいへんで常に勉強し続ける日々でした。

1社目に入社時の僕のスペック

今思い返すとよく入社できたなと思いますが、当時の僕のスペックです。

HTML → だいたいは問題なく理解できていた
CSS → float、position、table-cellなどは理解していたけど、flexboxは存在すら知らないレベル
JavaScript → JavaScriptの配列操作はちょっと勉強していたけどほぼ分かっていない。jQueryはちょっと使える程度。
PHP → 基礎は知っていた。DB操作はかろうじて少しできる程度。Classとかは存在は知っているけど理解できず。
WordPress → ちょっとだけオリジナルテーマが作れるレベル。今思い返すと、めちゃくちゃ時間がかかっていたので現場では使い物にならないレベルの理解。
PhotoShop → 習ったけど忘れていて、Web用に画像を書き出す方法を覚えていた程度
Illustrator →習ったけどほぼ忘れて操作不能

かなり頑張って勉強していましたがこのレベルでした。とにかく会社に就職できてからが勝負かと思います。
僕はレベルの高い上司に指導してもらっていたので、1社目でかなりレベルが上がりました。

参考までに2社目に転職した時のレベルも公開

1社目では大手企業のサイトメンテナンスなどが中心でしたが、2社目はWordPressを使った中小企業向けのサイト制作を高速で作りまくるような会社に入りました。1社目で7ヶ月経験したあとのスペックは以下のとおりです。

2社目(7ヶ月後)の入社時

HTML → ある程度問題ない
CSS → flexboxがギリギリ使えるレベル。基礎はできてきていた。CSSアニメーションは使える。
JavaScript → jQueryは簡単な機能は実装できるレベル。
PHP → フロントエンドで使うレベルには理解。
WordPress → 基礎は理解できていたけど、タクソノミーとかは理解できていないレベル。
PhotoShop → 簡単な写真の加工はできる。画像書き出しをかなり適切にできる。
Illustrator → ほぼ操作不能

あまり成長していないようにも見えますが、HTML・CSSのレベルは1社目でかなり上がりました。この時点でBEMなどでマークアップもできるようになっています。

尊敬できるレベルの高い上司に指導してもらったおかげで、その後のフロントエンドエンジニアとして活動するための基礎ができたと思っています。

【余談】未経験から勉強していたスクールの話


僕の経歴を話すと、もともとはベンチャー企業で営業などをしていて、そこからスクール(職業専門学校)でプログラミングを学び、Web制作会社に就職してエンジニアになっていったという経緯があります。

スクール(東京都の職業専門学校)で6ヶ月間プログラミングを学ぶ

僕は勤めていた企業を退職後に、職業訓練校で6ヶ月ほどHTML・CSS・JavaScriopt・PHP・PhotoShop・Illustratorなどを学びました。
東京都の職業訓練校は外部の専門学校に委託している感じなので、プログラミングの学校に通っているのとほぼ変わらないと思います。

実際に今思い返しても授業内容はかなりしっかりしており有益でした。講師が現役エンジニアで優秀な方だったこともあると思います。

職業訓練校が普通の専門学校と唯一違うのは、生徒の取り組む姿勢だと思います。職業訓練校なので身銭を切って習っているわけではないため、結構のんびりしている人が多いです。

僕はこの時、37歳で無職の状態であり転職が難しい年齢でした。
年齢的にも背水の陣で臨んでいたので、授業の予習復習はもちろん、日々の学習はスクールを含めて1日10時間以上は間違えなくしていたと思います。

そんな状況なので、ある程度僕はスクールでもできる方でした。そのため、周りでわからない人に結構、教えていたりしました。

教えることにより自分の頭も整理されてスキルは上がるし、他の人がどこでつまずくのかがわかり、就職してから役に立つと思ったからです。

つまずくポイントを知ることは役に立たなかった

ちなみに他の人がどこでつまずくかについては、就職してからは全く役に立ちませんでした… なぜかというと、初心者がつまずくのは本当に初歩的なミスであり、就職してからそのレベルのミスをする人は存在しないからです。ただ、教えることはアウトプットすることなので、自分の頭の中で論理的に整理されてよかったと思っています。

僕の場合は職業訓練校に通いましたが、今はオンラインの便利なスクールがたくさんあります。僕の目線で紹介しているスクールの記事もあるのでよければ参考にしてみてください。
» 現役エンジニアがおすすめ! 転職できるプログラミングスクール

まとめ

未経験から入社に至るまでは、「書類審査」と「面接」にて、数をこなす→改善するということを繰り返すのが重要だと思います。

特に改善をしながら数をこなすことが重要で、面接をする度に改善して採用に近づいていくという意識を持ちながら行動するべきかと思っています。

ご参考になれば幸いです。

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