Written by TSUYOSHI

【簡単】 Local by Flywheelを使ってWordPressのローカル環境を構築する

WordPress

WordPress初心者「WordPressのテーマをローカル環境で構築したいけど、難しくて心が折れる… 簡単な方はないだろうか…」

こういった疑問にお答えします。

本記事の内容

  • Local by Flywheelを使ってWordPressのローカル環境を構築する

この記事を書いている僕は、エンジニア歴が約4年で、WordPressのテーマ作成については、新規作成とメンテナンスを含めると100サイト以上は対応した経験があります。

この記事を読むことによって、MacやWindowsのローカル環境で、WordPressのローカル環境を簡単に構築する方法が分かるようになります。

Local by Flywheelを使ってWordPressのローカル環境を構築する

WordPressのローカル環境を構築するなら、「Local by Flywheel」がおすすめです。初心者でも簡単に対応できます。

XAMPやMAMPなども有名ですが、ローカルでメール送信をするときに設定が少し大変だったり、ちょっといまいちな部分があります。
「Local by Flywheel」は操作が非常に簡単で、オススメのWordPressローカル環境構築ツールです。

さっそく、Local by Flywheel を使って、MacやWindowsのローカルにWordPressを設置する方法を解説していきます。

Local by Flywheel のダウンロード

Local by Flywheel 公式サイトにアクセスして「DOWNLOAD」をクリックします。

Download Local と表示されたモーダルで、「Please choose your platform」から選択します。今回の例ではMacで進めます。

「Work Email」を入力して「GET IT NOW!」をクリックすると、dmgファイルのダウンロードが始まります。

Local by Flywheel のインストール

ダウンロードしたdmgファイル(local-x.x.x-mac.dmg)をダブルクリックします。

「Local.app」 をドラッグして「Applications」に入れます。

「Applications」ディレクトリ内の「Local.app」をクリックして起動します。

もし「”Local.app”はインターネットからダウンロードされたアプリケーションです。開いてもよろしいですか?」が出たら、「開く」をクリックして進めます。

アプリケーションを起動すると、同意画面になるので、チェックボックスにチェックを入れて「I AGREE」をクリックします。

インストールが管理ょうするとチュートリアルが出てくるので、右上のバツボタンで閉じます。(読みたい場合は読んでください)

画面中央の「CREATE A NEW SITE」をクリックします。

「What’s your site’s name?」 と出てくるので適当にサイト名を入力して、右下の「CONTINUE」をクリックして進みます。

「Preferred」と「Custom」が出てきますが、初心者は「Preferred」のまま「CONTINUE」を選択でOKです。

※ちなみに「Custom」を選択すると、「PHP Version」「Web Server」「Database」を選択することもできます。

「Setup WordPress」の画面になるので、WordPressの管理画面にログインする時のユーザー名とパスワードを入力します。

WordPress Username:ユーザー名
WordPress Password:パスワード
WordPress Email:管理者のメールアドレス

「WordPress Email」についてはデフォルトの「dev-email@flywheel.local」のままでOKです。ローカル環境のLocal by Flywheel 上でメールの受信ができるので便利です。

「ADD SITE」をクリックして進むと「Provisioning Services…」となり、すぐに設定が完了します。

画面が切り替わったら設定が完了です。

WordPressの設定

「VIEW SITE」をクリックすると、ローカルでWordPressが立ち上がります。

「ADMIN」をクリックすると管理画面のログイン画面になります。先ほど、設定したユーザー名とパスワードでログインします。

最初は英語の設定になっていて、日本語に変更するため、メニューの「Settings」 > 「General」を選択します。

「Site Language」を日本語に、Timezoneを「UTC+9」に変更して、save changes ボタンを押して変更を完了します。これで日本語表示になります。

あとは、プラグインなど他に必要なものをインストールしてください。

テーマファイルをディレクトリに設定する

WordPressのファイルを直接、操作する方法を説明します。

「Local by Flywheel」をインストールするとユーザーディレクトリ直下に「Local Sites」というディレクトリが作成され、この中にWordPressファイルが設置されるようになります。

「Local by Flywheel」アプリで、サイトを選択して、「~/Local Sites/【サイト名】」の部分をクリックすると、ディレクトリに飛びます。

構成は以下の通りで、WordPressのファイルが設置されています。
作成したLocal Sites名 > app > public > WordPressディレクトリ

オリジナルのテーマを設定する場合などは、themeディレクトリ内にファイルを入れるとテーマが選択できるようになります。

「Local by Flywheel」でメールを使う

「Local by Flywheel」アプリで、サイト名を選択後に、「UTILITES」のタブをクリックします。そうするとMailHogが表示されていると思うので、「OPEN MAILHOG」をクリックします。

ブラウザでメールボックスが表示され、メールの操作ができます。

「Local by Flywheel」上のサイトの停止・再起動方法

停止する場合は、右上の「STOP SITE」をクリックします。複数のサイトを同時に立ち上げすぎると動作が重くなるので、必要なサイトのみ立ち上げるようにした方がよいです。

起動する時は、右上の「START SITE」をクリックします。

まとめ

「Local by Flywheel」のインストール方法とWordPressの立ち上げ方法を解説しました。ものすごく簡単で使いやすいので、オススメです。

ご参考になれば幸いです。

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