【経験談】会社員プログラマーが個人事業主になるべきタイミング
本記事では、会社員のプログラマーをしている方が個人事業主として独立するべきタイミングについて、僕の経験談から解説します。
この記事を書いている僕は、未経験からコーダーを始めて1年半でフリーランスエンジニアに転向した経験があります。
会社員プログラマーが個人事業主になるべきタイミング
おそらく会社員のコーダー・プログラマーをしている方で、「もっと給料をあげたい…」「残業ばかりの毎日から抜け出したい…」と思っている人はフリーランスに転向することを選択肢のひとつに持っているのではないでしょうか。そしてどれくらいの実力があれば個人事業主(フリーランス)としてやっていけるのかと不安もあると思います。
そういった方向けに個人事業主(フリーランス)に転向するタイミングについてお伝えします。
自分がフリーランスになりたいなと思っている時点で挑戦してみるのがよい
既に実務経験が1年を超えていればフリーランスとして挑戦しても全然問題ないはずです。
それまでの経験によりますが、エージェントに登録して仕事を探してもらえるレベルに達しているためです。
例えば僕は未経験からHTML・CSS・WordPressのコーダーとして1年半たった時に、エージェント経由でフリーランスのプログラマーとして仕事をもらうことができました。
ちなみにエージェント選びはかなり重要で、複数のきちんとしたエージェントを使うように必ずしましょう。本当にここは重要なので「完全無料:フリーランスエンジニアの僕がおすすめするエージェント3社」を是非読んで参考にしていただきたいです。
僕は1社目のエージェントでは僕は全く決まらなくて諦めかけた経験があり、2社目のポテパンフリーランスでバンバン決まった経験があり、必ず同時に2〜3社以上のエージェントを使って探すようにしましょう。
挑戦せずに後悔するよりも行動してみる方が絶対にいい
不安な気持ちはとてもわかります。僕も最初はフリーランスになれるかがとても心配で、本当に迷いました。
たぶん迷うのは失敗したらどうしようと、失敗した時のことを考えてしまうからです。
ただ失敗しても契約が終了するだけで、次の案件を探せばよいだけ。深く考える必要はありません。
僕が挑戦できたのは知人の先輩エンジニアが背中を押してくれたからで、その経験からも迷っている方はまずはエージェントに登録して挑戦してみて欲しいです。
失敗してエージェントの信頼を失ったらどうしよう、現場に迷惑をかけたらどうしようと僕も考えたことはありましたが、よほどのことが無い限り問題はないです。
現場に入る前に面談(商談)をするわけで、基本的にはそこでマッチングするかふるいにかけているし、ダメなら企業側からすれば契約を切ればよいだけで、そのための業務委託契約なわけです。
基本的にエージェントは良くも悪くもどれだけエンジニアを現場に送って契約できるかしか考えていないので、現場で不正をしたとか悪態をついたみたいなことでも無い限りは、問題ないはず。
またエージェントはかなりの数があるため、エージェントについてもエンジニア側がいくらでも選ぶことが可能です。
挑戦しないことの方がリスクなので、ぜひすぐに行動しましょう。
不安はいつになってもあるもの
僕は既にフリーランス3年目ですが、常に仕事をする際に不安があります。
それは新しい現場・仕事を請ける際に、自分の実力で大丈夫か、できないことはないだろうか、という心配があるためです。
もちろん1年目の最初よりは慣れてきて不安は少なくなりましたが、3年目の僕でも常に不安はあり、だからこそ常に最新の情報を得るようにし、技術力を上げて準備をしておくということができるわけです。
仕事も新しい挑戦を続けないと埋没していく
フリーランスになると即戦力としての実力を求められるため、スキル・実力が固定化されやすいです。
同じ仕事を繰り返すと専門性が増していき自分の経験となり有利になっていきますが、同じことを繰り返すだけだとスキルの幅が狭くなるため、技術的な挑戦をすることも必要になってきて、このバランスをとることは非常に重要だと思っています。
たとえば最新のモダンな技術を取り入れた開発をしている現場だと、その現場で働いているだけでどんどん新しい知識が入ってくることが多いですが、古い枯れた技術のみで運用しているプロジェクトだと自ら新しい技術を取りに行かないと厳しくなることもあります。もちろんケースバイケースなので一概にどれがいいとは言えません。
企業常駐型フリーランスと会社員は全然違う
企業常駐のフリーランスなんて、会社員とほぼ変わらないと言う人がいますが、全く違います。経験したことがない人が言っていると思っています。
フリーランスは案件毎にアサインされるので自由度が高い
フリーランスは会社員とは違い、案件が終わればしばらく休みをとることも可能です。これは報酬額が高いので集中して働いた後に1〜2ヶ月休むということが金銭的に可能であることと、会社員ではないので次の案件を入れなければ容易に長期休暇をとれるというためです。
また会社の行事に参加しなくてよかったりするので、こういった面でも自由度は高いと思っています。
企業でしか得られない経験もある
確かに在宅でひとりで仕事をするのもいいのですが、企業でチームで仕事をするとそこでしか得られない経験も多くあります。
企業では大きな仕事をすることが多く、常に新しい課題が舞い込んでくるので、必然的にやるべきことが多くなり、問題もチームで話し合って解決することが多いため、問題解決能力も高くなると思います。
個人事業主のプログラマーになるか迷っているなら挑戦すべき
すぐにエージェントに登録しましょう。相談は無料だしノーリスクです。
現在、会社員の方ならまずはエージェントに登録して話を聞き、1〜2ヶ月後の案件を決めてから会社をやめれば完全にノーリスクで個人事業主のプログラマーになれます。
1度仕事を取れることが分かれば、次の案件をとるのも不安はなくなるはず。これはエージェント経由で個人事業主のプログラマーを経験すると分かるのですが、エージェントの数はかなりあるし、案件の数も無限にあるからです。自分の好み次第なところはありますが、仕事が取れなくなるということはほぼないと思います。
会社員ならまずはエージェントの話を聞いてみる
会社員の方なら、エージェントに登録したら、平日の終業後にアポイントを取って会いにいくのがいいです。仕事は無理矢理終わらせて(終わらなくてもいく)行きましょう。
最悪エージェントは、都合悪くなれば電話連絡してリスケしてもらえばよいです。ただ出来るだけ行った方がいいです。
そしてすぐに案件の面談を受けるべきです。仕事が忙しいなら、退職して面談に行くでもいいかもしれません。
退職して辞めた後の1ヶ月は案件決めるだけで、お休み期間にしても良いと思いますし、その方が面談も昼間に余裕をもっていれられてよいと思います。
開業届は最初の案件が決まってからでOK
会社員を退職した場合は、退職後にハローワークで失業の手続きをすると3ヶ月の給付制限の後に失業手当がもらえる可能性があります。ただ開業届を出して個人事業主になると失業手当がもらえなくなるため、もし仕事が取れなかった時のために、開業届は最初の案件が決まった後にだせばよいと思います。
開業届を出す際に青色申告書の届け出も出すと思いますが、開業届を出して個人事業主になるといろいろと節税ができるようになります。仕事が取れて、個人事業主のプログラマーとして仕事をしていく場合は開業届を出しておくとよいはずです。
まとめ
会社員のプログラマーをしている方は、自分が個人事業主(フリーランス)になりたいなと思っている時点で挑戦してみるのがよいと思います。
まずはエージェントに登録して案件の面談を受けてみてオファーをもらえれば、そこですぐに会社を辞めるという選択肢をとれば確実に仕事がある状態で会社を辞めることが可能です。さらに在籍している会社で引き続き、フリーランスとして仕事をもらいたいと相談すれば応じてくれる会社も多いはず。これはどういった人物かを理解してもらっていて尚且、会社側にデメリットがない提案だからです。
会社員プログラマーの方でフリーランスに挑戦したいと迷っている方は、ぜひ行動して挑戦してみることをオススメします。
» 完全無料:フリーランスエンジニアの僕がおすすめするエージェント3社
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