フリーランスエンジニアになるメリット6選 【現役フリーランスの経験談】
フリーランスになろうか迷っているエンジニア「フリーランスになると具体的にどんなメリットがあるのだろう? 何となくしか分からない… 現役エンジニアの体験談を聞きたいな…」
こういった疑問に現役フリーランスエンジニアの経験談からお答えします。
この記事を書いている僕は、実際にフリーランスエンジニアです。
本記事の内容
- 自分の実績が確実に報酬に反映される
- 仕事を選ぶことができる
- 経費が自由に使える
- 人間関係の悩みが減る
- 自分で営業活動をして収入を伸ばすなど自由な行動ができる
- フリーランスエンジニアは年齢が高くなっても仕事をしやすい
この記事を読むことによってフリーランスエンジニアになる時のメリットがわかるようになります。僕自身の体験やエンジニア仲間の体験談なども含めてご紹介します。
自分の実績が確実に報酬に反映される
フリーランスはほぼ確実に会社員の時よりも報酬が高くなると思います。実力があり市場のニーズも高ければ高い単価で案件を獲得できるからです。
会社員だと上司によって正当に評価されなかったり、売上に貢献できても給与への反映は限定的です。
しかしフリーランスエンジニアは市場から見た自分の価値がそのまま報酬につながります。厳しい部分はありつつも、実力さえあれば正当に評価される世界です。
常駐型フリーランスのエンジニアなら2社以上のエージェントを使うのがベター
エージェントを通して仕事を取る場合に、エージェントは自分たちのマージン(手数料)を上げるためにエンジニアの単価を下げようとしてくることが多いため、多少の交渉力が必要ではありますが、このあたりは苦手な人でもやり取りを重ねて経験を積めば、やりとりは上手くなります。
一番よいのは2社以上のエージェントを使って比較しながら決めることです。2社以上を使えば競争によって、無駄な単価低下の圧力が無くなるからです。
フリーランスでエージェントになるなら単価の高い以下のエージェントがオススメです。
単価も高くておすすめのエージェント
- GeechsJob ※単価が高めで案件数が多く希望の案件に入りやすい
※どちらのエージェントも無料で利用できて初めに無料カウンセリングをしてくれます
詳しくは「完全無料:フリーランスエンジニアの僕がおすすめするエージェント3社」の記事もどうぞ。
仕事を選ぶことができる
スキルや経験が豊富で実力が高いほど選択肢は多くなります。経験が少なくても多くのエージェントを使うなど営業の努力次第で希望の案件に入ることは可能であり、自分のスキルアップのロードマップを描きやすいはず。
自分の得意な仕事や興味のある仕事に特化して働くことでより専門性が高まり、成長スピードも早くなります。
戦略的に仕事を選んでスキルを上げていけば、報酬も上がっていき、メリットが非常に大きくなります。
経費が自由に使える
書籍代や、Udemyや有料メルマガなど有料のWebサービスを経費として計上できるので、その分、税金を安くできます。技術書は高額なことが多いため、大きなメリットです。またエンジニアとの交流や勉強会・セミナーが好きな人であれば、それらの参加費用も経費にできます。
稼いだ収益を自分にしっかりと投資してさらに自分の価値を高め、市場価値を上げていくという好循環を生み出すようにしましょう。
人間関係の悩みが減る
フリーランスは契約期間が満了し、延長しなければその現場を離れることになるため、人間関係をリセットすることができるのがメリットです。
フリーランスは職場の人間関係に問題が発生すれば、契約解除すればいいだけ
会社員だと嫌な人がいるからといって簡単には会社を辞めれません。経歴的にもすぐ転職する人というレッテルが貼られてしまう可能性もあります。
フリーランスは契約期間が1〜3ヶ月のことが多く、契約満了で契約を解除すればよいだけです。フリーランスエンジニアはスポットで契約し離れていくものなので、色々な案件をやっていれば逆に経験として捉えられ、経歴においても問題は発生しません。
職場が頻繁に変わることに向いているかどうか
フリーランスエンジニアは長期でひとつの現場にいることが多いものの、基本的には色々な現場を担当することになります。新しい現場に入った時に、上手く現場に馴染めるタイプかどうかという部分で、向き不向きというのはあるかもしれません。
同じ職場の仲間と会社を成長させていきたいという思いがある人は正社員向きです。総合的に考えて、人間関係についてはフリーランスエンジニアの方がよいと僕は感じています。
エージェント担当者との人間関係
企業に常駐する形のフリーランスエンジニアの場合、エージェント担当者とのやりとりがある意味人間関係として発生します。
意外と周りのエンジニアとの話を聞いているとよくあるのは、エージェント担当者と揉める人がいるということです。
エージェントは担当者によって対応が全く違うというのは僕自身も経験しており、言い方が悪いですが正直、当たり外れがあります。会社単位というよりは担当者が誰になるかで案件の決まる確度も違ってきますし、社会人としての常識レベルも異なります。
このあたりは僕の場合、ビジネスと割り切って何も感じないように淡々と対応をすることを心がけています。
何か相談をする時は、エージェントではなく技術者仲間などに相談するとよいと思います。僕の場合は悩みがあっても、基本的には自分だけで考えて決めることが多いです。
自分で営業活動をして収入を伸ばすなど自由な行動ができる
常駐型フリーランスエンジニアの場合
常駐型のフリーランスエンジニアであっても、週3勤務にして、それ以外を別の仕事に当てるなど、工夫次第で時間を作ったり、やりくりしたりできます。
週5日で常駐エンジニアとしてフルコミットするのもよいですが、週3日を常駐で稼いで残り週2日をストック型のビジネス構築の時間に充てるなど工夫をすれば収益を伸ばしていける可能性があります。
工夫次第でいくらでもできます。
自分で仕事を取るフリーランスエンジニアの場合
自分で仕事を取る場合は、やり方次第でいくらでも売上を増やすことが可能です。
自分が案件を取ってきて、ディレクションのみを行い、それ以外の仕事を誰かに振れば仕事をいくらでも増やせます。ディレクション自体を振ることも可能でしょう。
フリーランスは選択肢が広いので、努力次第でメリットが多くなります。
フリーランスエンジニアの案件相場と年収
常駐型フリーランスだと経験値によってある程度の単価は決まってきます。言語や経験年数によって違うので詳しく知りたい方は「フリーランスエンジニア・プログラマーの平均年収 【言語・経験年数別】」の記事も参考にして下さい。
常駐型フリーランスエンジニアが年収アップする方法
常駐型フリーランスが年収をアップするには、単価を上げるのが一番です。
» フリーランスエンジニアがエージェントと交渉して単価を上げる方法
また、掛け持ちも有効です。
週3日で案件Aを、週2日で案件Bを担当するなどして、日にちで2つの案件を掛け持ちすると、週5日で1つの案件を担当するときよりも単価は上げやすくなります。ただし案件自体は週5日が多く、2つの案件を掛け持ちするのは意外とハードなので、興味があれば試してみるのもありだと思います。
フリーランスエンジニアは年齢が高くなっても仕事をしやすい
フリーランスエンジニアは実績が自分自身に蓄積されます。そのため年齢が高くなっても、実績が積み上がっていれば年齢に関係なく仕事を取ることが可能で、大きなメリットです。
正社員エンジニアの実績は主に会社の実績として積み上がります。一方、フリーランスエンジニアであれば、実績を詰めば積むほど自分への信用として積み上がります。
企業に所属していると年齢が上がるにつれて、リストラの心配があったり、転職をしたいと思っても難しくなります。
スキルシートなどでスキルだけ見れば正社員でもフリーランスでも経験値としては同じに見えますが、社会的な信用という意味では全然違ってきます。自分の名前で仕事をしているか、会社の看板で仕事をしているかの差などでも出ます。
そのため、実績を積み上げて年齢が上がるほどフリーランスエンジニアの場合は信頼がまして評価があがりやすくなります。
正社員だと年齢が上がるとパフォーマンスが見合っていないとコストが高い人となってしまいますし、リストラをする時も候補になりやすいと思います。
この点はフリーランスエンジニアの大きなメリットです。
僕がフリーランスエンジニアになった理由で大きいのが、自分の実績として成果が積み上がる点です。
僕は70代、80代になっても楽しく仕事をし続けていたいという思いが強いので、ずっと仕事をし続けられる環境を構築したいと常々考えています。これを実現するには、企業にいるよりもフリーランスとして自分で仕事を取って稼ぐというスタイルが合っていると実感しています。
まとめ
フリーランスエンジニアのメリットは以下の通り。
- 自分の実績が確実に報酬に反映される
- 仕事を選ぶことができる
- 経費が自由に使える
- 人間関係の悩みが減る
- 自分で営業活動をして収入を伸ばすなど自由な行動ができる
- フリーランスエンジニアは年齢が高くなっても仕事をしやすい
ご参考になれば幸いです。
参考:本記事で紹介したフリーランスエンジニア向けエージェント
- GeechsJob ※単価が高めで案件数が多く希望の案件に入りやすい
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