Written by TSUYOSHI

未経験エンジニアが就職してから辛い・きついこと7選

PROGRAMMING WORK

未経験のエンジニア志望の人「未経験からエンジニアに就職した時に、上手くやっていけるのだろうか… 就職してから辛いことやきついことはあるのかな…」

こういった疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 未経験エンジニアが就職してから辛い・きついこと7選
  • その他エンジニアのよくある悩み

この記事を書いている僕は、30代後半で未経験からエンジニア転職した経験があり、実体験をもとにご紹介します。

未経験エンジニアが就職してから辛い・きついこと7選

1.プログラミングスキルが不足し過ぎていて辛い

これは仕方ありません。最初は既存サイトなどの改修から入ることが多いと思います。今までは他人のコードを読んだり、大量のコードを読む経験がないので、最初はきついと思います。

解決方法

経験者でも既存の仕様を理解して、コードを解読していくのは結構たいへんだったりします。とにかく頑張って学び続けるしかありません。

また調べてもわからなかったところはまとめておき、上司や先輩に質問するとよいと思います。何度も聞かれると質問される方も嫌になりますが、1日に1度程度なら問題ないはずです。上司や先輩からすれば早く一人前になってもらった方が自分が楽になるので教えるメリットがあるからです。

2.見積もり・時間管理ができなく納期に間に合わない

大体これくらいでできると思った仕事が最初は、思い通りに終わらないことは多いかもしれません。期日に間に合わないのは最初の頃はよくあると思います。

解決方法

前もって相談します。期日よりも余裕を持った前の段階で、この時間までにここまで終わらなかったら、上司や先輩に一度相談をすると決めてから作業します。終わらない時は一度、どこまでどうやったのかを説明しつつ相談して期日までに終わる方法を考えましょう。場合によっては期日を伸ばしてくれたり、他の人に仕事を分割して振ったりと解決方法を示してくれる場合もあります。

また常に作業をする際に、どれくらい時間がかかったかを記録しておくのがよいです。これを繰り返せばどの作業でどれくらいかかるかがわかるようになってきます。ある程度どれくらいかかったのかを測る習慣がないと、いつまで経ってもドンブリ勘定のままで、正確な見積もりができないままになります。

上手く書こうとせず、こだわりを捨てることも重要です。納期はかなり重要なので、一通り何としてもまずは動くようにして完了させることに重点を置きます。一通り完了した上で手直しをする方がよいと思います。

3.作業スピードが上がらない

期日に間に合わないと同じような悩みですが、初心者の頃にスピードが遅いというのは悩むことが多いのではないでしょうか。

解決方法

常に期日を意識しながら継続して作業するのみです。
現場ではスピードは重要な要素になります。基本的にはエンジニアが働く時間が増えるほどコストは上がるので、会社としては早く終わらせる必要があるので期日が設定され、必然的にスピードは上がります。

また自己学習でいろいろな経験を積んでおくのがよいです。
現場で使いそうな技術やライブラリを前もって学習して使っておく、現場で使っている言語についてより深く学ぶなどしておくと知識がストックされ、自然とコーディングのスピードも上がっていくはずです。

4.期日が迫っているのにコードレビューが通らない

開発会社ではGitでコードレビューは必須ですし、Web制作会社だと大きいプロジェクトのみコードレビューをする等のケースがあると思います。上司が厳しくてレビューがなかなか通らなく困るということが最初はあると思います。

解決方法

まず期日はいつなのかを相手にも共有するようにします。相手も細かいスケジュールは把握していないので、期日が近ければ妥協案を示してくれるケースが多いはずです。またコードレビューしてもらうことは大きく飛躍するチャンスでもあるので、よい機会だと思って踏ん張りましょう。

5.プログラミング以外の覚えるべきことが多い

例えば、この作業をしたらこのエクセルシートに◯◯を記入する。アップロードの手順は◯◯の手順でやるなど、細かく決まっているルールなどが存在します。これらを覚えるのは結構大変だったりします。またGitなどのツール類の使い方が初心者はわからなかったりする問題もあります。

初心者はコーディングだけでも手一杯なのに、それ以外のところに時間や意識を取られてしまい、本来集中すべきコーディングに集中して作業に取り組めないといったことは結構あると思います。

解決方法

これに関してはもう慣れるしかないと思います。もし手順書などがなければ自分で作って共有するなどもよいかもしれません。

Gitに関してはWeb制作会社で使うことは少ないですが、基本操作だけ覚えておく方がよいかもしれません。

6.周りの人が話しかけてきて集中できない

コミュニケーションを蜜に取ることは重要なのですが、ディレクターやデザイナーから頻繁に依頼をされてその度に、作業が止まってしまい集中できないということがあると思います。

解決方法

あまりよい方法ではないかもしれないですが朝早めに出社して作業する、夜残業して作業するなど、人が少ない環境で時間をとるしかないかもしれません。

また新人にはハードル高めですが、Slackなどのチャットツールを導入するよう社内で提案して、集中したいからできるだけSlackで連絡してくださいとお願いするのも一つの手です。

7.頻繁に仕様変更される

仕様変更が頻繁に起こったり、納期は決まっているのにデザインや仕様が決まらず制作に取りかかれないことはよくあるパターンです。
顧客の都合で遅れた時でも納期の変更をしてくれない場合があり、ディレクターの力量に大きく左右されるところもあります。

解決方法

ディレクターにどのくらいの工数がかかるのかを言って、納期の調整をしてもらうように交渉しましょう。また、これ以上の仕様変更なら高めの料金を取るなど顧客に交渉してもらうよう、ディレクターにお願いするしかないと思います。

その他エンジニアのよくある悩み

上司や周りの人との関係がよくない

これはIT業界だけでなく様々な会社で起こりうるので、どうしようもないですね。仕事ができるようになって、認めてもらえるようになるしかないかもしれません。

会議が多すぎる

これも会社の方針などによって違い、無駄な会議が多かったりします。どうしようもないので、会議を減らしたいということを提言するしかないと思います。

やりたいことと違った・自分のやりたいこととマッチしなかった

Web制作会社などではないと思いますが、大手の会社に入ると仕事ミスマッチが起こりやすくなります。

プログラミングをしたくて入社したのに、ディレクターの仕事や事務作業、テスターばかりやらされるというパターンです。このあたりは入ってみないとわからないので防ぎようがなく、小さめの会社の方がこういったミスマッチは起こりにくいと思います。

未経験からプログラミングで仕事をして経験を積みたいなら、就職保証があるプログラミングスクール経由で就職できればミスマッチはなくなるかと思います。
» 30代未経験から転職できたエンジニアがおすすめするプログラミングスクール

まとめ:最初は辛いのは当たり前。乗り越えるしか無い。

ありきたりですが、新しい仕事に未経験で入る時はほとんどの人にとって大変なのは当たり前です。

エンジニアは経験を積めば転職はしやすく、よりよい職場に移りやすいというメリットがあります。またフリーランスになったり、在宅で仕事もしやすいなど、未来は明るいので頑張って乗り越える価値はあるのではないでしょうか。

ご参考になれば幸いです。

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